休日のある日、日常を離れた場所でのんびり過ごしたい気分。
そこでパッと閃いたのが宇都宮西部にある多氣山不動尊の参道。
参道にたくさんの紫陽花が植えられ、見頃になっているはず。
ということで、大谷を抜け多氣山入口の大鳥居を目指します。

中腹にある無料の市営駐車場へ。
こちらで車を停め、周囲の紫陽花を愛でながら多氣山不動尊を目指します。
紫や赤、白い紫陽花で参道は美しく彩られていました。
多氣山不動尊は、822年日光を開山した勝道上人の弟子尊鎮法師に創建。
1335年、宇都宮九代城主藤原公綱により今の不動明王をご本尊として祭られるようになったとのこと。
今も多くの人の信仰を集めています。長い石段を登って日頃の感謝を。

お参りが終わったら、いざ腹ごしらえ。
参道の中腹、市営駐車場の目の前にある「桃畑茶屋」さんに立ち寄らせて貰いました。
街の喧騒を忘れさせてくれる「峠の茶屋」。遠く旅してきたような気持ちにさせてくれました。

明治26年(1893年)創業。
多氣山不動尊の参拝者に、桃畑の休憩所で炉端に「いもぐし」を並べておもてなしをしたのが始まりとのこと。
店内は天井も高く、温もりを感じさせてくれます。

お庭を眺めながら、外でも寛ぐことが出来ますよ。
四人以上のご予約で、奥の座敷まで懐石料理も楽しめるとのこと。
お邪魔した日も、数多くのお料理が運ばれていきました。

メニューを眺めながら、何を頂こう~。

名物の「だんご」300円は外せない。
毎朝米粉から手作りされるだんごは、滑らかな弾力で赤ちゃんのほっぺのよう。
粒あんも上品な甘さで、もう一皿食べられそう。

「香の物」も添えてくれました。
この甘い、辛いの競演は、お茶を美味しく感じさせてくれます。

もう一つも名物「いもぐし」300円も。
茹でたての里芋に熱々味噌が。ほくほくとした里芋の素朴な美味しさが気持ちいい。
食べていると、思わず笑顔になってしまいます。

だんごやいもぐし以外にも、お蕎麦やうどんも用意されています。

平日は早めに、土日は夕方くらいでお店を閉められるとのこと。
新緑の空気を味わいながら、のんびりとした茶屋の時間を楽しんで下さい。
○「桃畑茶屋」住所:宇都宮市田下町729-2
電話番号:028-652-2192
定休日:木曜日、他(毎月1日、28日は営業、振替休日あり)
営業時間:10時30分~
栃ナビHP、
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