ご自身でも蕎麦打ちを趣味にされている方から、「是非ご紹介したい蕎麦屋さんがあるんです」という言葉を頂きました。
ありがたい幸せ。
すぐさま「美味しい」話に飛びつかせて頂きました。
ご案内頂いたのは「御座候(ござそうろう)」さん。
砥上通りから一本入った静かな住宅地にお店がありました。
「そば」と書かれたノボリが無ければ、豪華な瓦屋根のお宅だな~と思って、通りすぎてしまうかも。
でも評判を聞きつけ、次から次へとお客さんが入って来られます。

営業は水曜日~土曜日。11時30分~14時のお昼のみの営業。
「そばもりせいろ」は600円。そばやお料理なども楽しめるセットも色々と用意されています。

格子戸を開けて中に。
優しい笑顔で女将さんが出迎えてくれました。
ご自宅の居間で食事を頂きます。
女将さんのお友達が集まり、毎月句会を開いているとのこと。美しい句が並んでいます。

今回ご馳走になったのは、手打ちそばと料理のフルコース「おまかせ料理もりせいろ」2000円。まさに豪華版。
次々と出てくる料理は全7品。お腹も心も満たされました。
「海鮮サラダ」
シャキシャキと軽快な食感が楽しい~。

「天麩羅」
揚げたてが。エビを筆頭にしたサクサク天麩羅。

「湯葉」
一品一品丁寧なお料理が並びます。

「朴葉蒸」
餅米を桜の花で鮮やかに。ほのかな塩気を楽しませて貰いました。

「コキール」
帆立貝がゴロリと。ホワイトソースが優しい甘みを。

この時点で結構の品数。お腹一杯になりかけた所で、ついにメインのお蕎麦の登場です。
その前に・・・生ワサビを。

「もりせいろそば」
長野産の蕎麦で打った十割蕎麦。ほのかに緑がかっています。

太さ1.1ミリという極細蕎麦は、5人分打つのに一時間半もかかるのだとか。
均一に切られ、口にした瞬間ふわ~と蕎麦の香りと甘さが広がっていきます。
「蕎麦はのど越し」だと良く言われますが、のどを越すか越さないかという所で綿雪のように消えていく・・・。
まさに芸術作品のようなお蕎麦です。

「もうお腹一杯」と言っていた同行者も、ペロリと一枚平らげていました。
最後は「デザート」
スイカやメロン付きという豪華版。私にとって、どちらも初物でした。

ご主人は御年80歳。
定年で仕事を辞められた後調理学校に通われ資格を取り、蕎麦店を始められたとのこと。
すでに開業から19年。
これからもお元気に最高のお蕎麦を打ち続けていってくださいね。
手作りのシフォンケーキ750円をお土産に。
布草履やオリーブオイル100%石鹸や手作りアクセサリーも扱っているんです。
多彩な趣味を持ち生涯現役のお姿は、眩しいくらいに輝いて見えました。
○「御座候(ござそうろう)手打ちそばと料理」住所:宇都宮市砥上町346-5
電話番号:028-648-3613
定休日:日曜、月曜日、火曜日
営業時間:11時30分~14時(蕎麦が無くなり次第終了)
公式HP、
公式ブログ、
栃ナビHP
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コメント
御座候 宇都宮市
過分なページを掲載頂き誠に有難うございます。申し訳ありませんが当方気がつきませんでした。お客様から見て来ましたと云う方々があり、それで気付いた次第です。
本当に有難うございます。なお、勝手ながら何とか当方ページにリンクさせていただくことが出来ました。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
以上
2014/06/10 URL 編集
pool
こちらこそ、素敵なお蕎麦を頂きご馳走様でした。
またお邪魔できる日を楽しみにしています。
2014/06/10 URL 編集