オリオン通り、八百藤の二階「
御りょうり荒川」さんが、郷土料理で有名な「割烹 一八」さんの場所に移転。
「一八<ARAKAWA>」として2014年4月14日にオープンしました。
旧店舗から大通り方面へ歩いて一分。
「十字屋 宇都宮店」跡地にある100円パーキング向かい。
玄関がふたつあり、戸惑ってしまいましたが、
カウンター席&テーブル席の新店舗と、個室と大広間がある旧店舗という構成になっている様子。

新店舗を先にご紹介していきましょう。

うわ~、素敵なお店。
ひとりでふらりとお邪魔して日本酒を頂いたら、さぞかし粋な気分に浸れることでしょう。

テーブル席もあり、仲間内でも楽しめそう。

こちらはお昼が3000円~、夜は5000円~となっています。
ちなみにこの日は個室で私達、そして大広間で20名以上の宴席が入っており、クローズされていました。

料理に定評がある「御りょうり 荒川」さんはテーブル席のみで、カウンター席や個室がありませんでした。
ですので、ある程度利用するシチュエーションが限定されていた一面がありました。
今回新店舗では念願のカウンター席、そして旧店舗で個室が誕生。
使い勝手が飛躍的によくなりました。
この日は、ゆっくりした気分でお話しをさせて頂こうと個室を予約。
個室がある飲食店が少ないので、貴重なお店です。
個室、大広間利用はお隣の旧店舗。

暖簾を潜ると、歴史を感じる落ちついた雰囲気。

二階に二間続きの和室の個室がありました。
ありがたいことに、足を畳む必要が無いテーブル席になっています。

大広間も同じくテーブル席として使われていました。
宴席など無い時は、大広間でもお昼ご飯が頂けるようで、こちらは1800円~となっています。

個室利用は御料理5000円~。今回はひとり1万円の御料理を用意して頂きました。
ではそれらの内容を簡単にご紹介していきましょう。
前菜「もずく酢、筍木の芽和え、合鴨ロース、海老真丈揚げ、菊花大根、ふき唐煮、柏の葉の中には穴子寿司」
どれも優しい味わい。和食の柔らかさを堪能。

椀「海老真丈」
スッキリとした透明感ある美味しさ、ジュワーの海老の風味が口一杯に広がります。

お造り「鮪、甘海老、鯛、雲丹、烏賊」
熟成され素材の旨味が凄い。それぞれ最高の部分のみ使われていて、贅沢なお造りです。

「ふぐの白子の茶碗蒸し」
焼き白子の存在感がお見事、白子の旨さを引き立てる出汁たっぷりの茶碗蒸し。

焼き物「甘鯛、ふきのとう」
ほっこりさせられる甘鯛の美味しさに魅了されました。

「とちぎ和牛、ザブトンのステーキ」
ここでも希少部位!!最高の食材が次々登場。

酢の物「帆立貝の土佐酢ジュレ」
キリッとした酸味が、帆立貝の美味しさを引き立てます。

「道明寺 桜餡とジャガイモ」
なんて春らしい一品なんでしょう。表情が緩みます。

食事「筍ごはん、ナメコと豆腐の赤出汁」
炊き込みご飯というと豪快な雰囲気がありますが、丁寧で繊細!!

最後に「苺のゼリー 敷カスタードクリーム」で〆。
このクリームが最高なんです。
フッと気がつくと3時間以上経っていました。
時間を忘れさせてくれる、居心地イイ料理と空間に心満たされました。
○「一八<ARAKAWA>」住所:宇都宮市江野町3-3
電話番号:028-632-6101
定休日:月曜日
営業時間:11時30分~14時、17時~21時
公式HP、
栃ナビHP
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