シンガイ写真館さんで家族での集合写真を撮影後、
3人の卒業祝い、4人の入学祝い、そして長女の誕生日(おまけ私の誕生日)を祝って食事会をすることに。
高齢の両家の母も加わり総勢8名。
日本料理でのお祝いの会に・・・ということで、本町交差点にある下野ビルに向かいました。

お邪魔したのは下野ビル三階にある「治兵衛」さん。
2008年、ワイントンホテルからホテル丸治系の「ホテル・ザ・セントレ宇都宮」に変わったときに出来た日本料理店。目の前で揚げてくれる天麩羅カウンター席などもあり、よく足を運ばせて頂いていました。

最近はご無沙汰してしていましたので、久しぶり~。
8名という団体でしたので「シェフズテーブル」という個室を使わせて頂きました。
窓からは街を見下ろすことが出来る~。時間と共に移り変わる宇都宮の街を眺めることが出来ました。

お料理は「懐石コース」6500円を基本に、祝膳ということで「鯛のお造り姿盛り」と「伊勢海老のお造り」を追加。
記憶に残る素敵な席になりました。
まずはお祝いの席らしく先付として「養老豆腐」。
山芋を豆腐に見立てて。薄味で上品な味わい。

お造りは、美しい盛りつけで。
見た目も楽しむ・・・緊張気味のみんなの顔が、急に柔和になったよう。

大根で花びらをつくり、中央には真っ赤なマグロの刺身が印象的。

桂剥きの上には、アラと帆立。
昆布の出汁がきいた刺身醤油で頂きます。

お造り第二弾として、別途注文していた「鯛のお造り姿盛り」
千葉県の天然鯛。見事な姿に見とれるままの私達・・・箸を付けるのが勿体ない。

仲居さんが綺麗にとりわけしてくれました。

予想外に大好評だったのは鯛の「卵」と「肝」
本来なら私のお酒の肴として独り占めできるかと思っていたのですが、美味しいと子供達に奪われてしまいました。

スペシャルお造り第二弾は「伊勢海老」
生きている姿をご披露~。

この伊勢海老が、美しい姿造りに。
8人で分けたので、皆二口程度しか頂けませんでしたが、甘みを堪能しみな大満足

怒濤のお造り達と別れを告げ、懐石料理に戻りましょう。
椀は「日本蕎麦の鯛巻き みぞれ仕立て」

子供達もいるということで、「鹿児島牛のステーキ」と「サラダ」を出してくれました。
こういう配慮は嬉しいもの。柔らかく脂がのったステーキに大喜び。特製ステーキソースもなんて上品なんだろう。


先ほどの千葉県の天然鯛の頭の部分で「鯛のかぶと煮」
食べやすいように綺麗に取り分けて貰いました。
ステーキ以上に喜ぶ子供達。
姿に怖じ気づかず、こういう大人の食べ物を進んで食べられるようになったんだ。成長したな~。

煮物はハンガリーの食べる国宝と言われる「マンガリッツァ豚のザクロ煮」
とろとろと豚の旨味が筍などが吸って、脇役的食材も旨味が倍増。

次は揚げ物。何と目の前の琥珀色の美しいごま油で天麩羅を揚げてくれるのでないですか。
全員の目は、揚げている料理人さんの一挙手一投足に釘付け。
立ち上がる香ばしい香りとともに、一品一品揚げたてが目の前のお皿に運ばれて来ます。

「キス」「鰆」「山ウド」「菜の花」
サクサクの衣に包まれた「春」を堪能。

最後は食事。
土鍋が運ばれ中身を見ると、先ほどの天然鯛で作った「鯛めし」です

もうお腹一杯と言っていたのに、なぜか気持ちよく入っていく。

赤出汁の中には、先ほどの伊勢海老の頭部。
食材を残さず綺麗に頂く。まさに日本料理の神髄。

食後には「チョコのムースと杏仁豆腐」「バニラのアイス」に「果実」
全体的に上品で薄味。お陰でゆっくり味わいながら食事を楽しめました。
今後家族全員集まって食事が出来るのは、いつになるんだろう~。
4月から東京で一人暮らしが始まる長男。ちょっと寂しい我が家の食卓が始まります。
○「治兵衛(JIHEI)」住所:宇都宮市本町4-11 ホテル・ザ・セントレ宇都宮3F
電話番号:028-625-1151
定休日:無休
営業時間:6時30分~10時、11時30分~14時30分(L.O)、17時30分~22時(L.O)
公式HP、
栃ナビHP
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