高級品だったワインがコンビニでも気軽に買える時代になり、身近な存在になってきました。
ワインブームに押されるように、本格的なチーズを取りそろえる飲食店も急増。
私もチーズの美味しさに目覚め、当たり前にチーズを肴にお酒を頂くようになりました。

2009年2月、栃木初の量り売りをするナチュラルチーズ専門店としてオープンした「ラヴェドン」さん。
当時県内では数名しか居なかった「CPAチーズプロフェッショナル」の資格取得を機に、人気の古民家カフェを閉めチーズ専門店に業務転換を果たしましたお店です。
当時宇都宮ではチーズに対する認識は低かったのを覚えています。
逆にマイナスイメージを持っている人の方が多かったかもしれません。
ブルーチーズに代表されるかび臭さ。
そして取り扱うお店が少なく、品数も少なく高級品。
買って帰っても自分のイメージしたものと味わいが違うと、ガッカリした経験を持った人もいるのでは。
店頭でチーズについて説明して貰い、自分の嗜好にあう一品を選ぶことが出来ます。
量り売りをしてくれるので、自分の消費ペースに合わせて買うことが。
ラヴェドンさんのお陰でチーズ好きになったという人は私だけではないでしょう。
まさに今のチーズブームを牽引してきたというような存在です。
裁判所の北側、清住町の古民家から日光街道沿いの上戸祭町に移転したのが一年前。
お店の奥にも駐車場が確保され、お邪魔しやすくなりました。

オープン早々にお邪魔した時には、二階のカフェスペースは工事中でした。
遅くなりましたが・・・やっとカフェラヴェドンに初潜入。
店奥の外階段を登って二階へ。

扉の先には、想像以上の素敵な空間が広がっていました。

窓から温かな春の日差しが差し込む店内。
でもまだ肌寒い空気に、薪ストーブが柔らかい温かさを注いでくれています。
天井にはシャンデリア。まさに乙女の憧れ要素が満載!!それもそれぞれイイ間合いで存在してる。

センスを感じる空間を感じながら、なぜかキッチン隣のカウンター席に。
広い空間にドーンと居るより、狭い空間の方がなぜか落ちつくんです。

カフェメニューがズラリ。
今回は「お食事メニュー」1500円から、「水牛のモッツァカレー」をチョイスさせて頂きました。
こちらのカフェでは、チーズと共にワインを・・・という楽しみ方も出来るとか。う~ん、おとなな空間。

ついに来ました「水牛のモッツァカレー」!!
おお、スパイスがきいていてカレー自体も美味しい~。
それ以上の驚きは、水牛のモッツァレラチーズがのびるのびる~。
この弾力となめらかな口当たりは、女性の柔肌を思い出させます。
このモッツァレラチーズと一緒にカレーを食べると、男性的な辛さが多い包まれ優しい味わいに。
聞くと水牛のモッツァレラは、一皿に丸々一個使われているとのこと。なんて贅沢。
まさにチーズ屋さんの食事。

添えられた前菜やサラダ達も、素敵でした。

スッキリとした爽やかな苦みが美味しい「ATOM」さんのコーヒーで〆。

と思いきや・・・メニューに美味しそうなデザートが。
ということで「特製ブルーチーズ入りアイスクリーム」400円を追加注文。
柔らかく淡い甘みのバニラアイスに、ブルーチーズがキラリと輝く。
一見合わなそうな組合せですが、これが・・・癖になる味わいなんです。

お腹一杯になったところで、一階のショップに。
ショーケースにはビッチリとナチュラルチーズと、チーズで作ったお惣菜や洋菓子が。
そうなんです、ここでしか味わえないチーズの洋菓子がまた美味しいんです。

自宅に買って帰った「マスカルポーネのとろとろケーキ」2000円。
表現出来ないほどの美味しさで、我が家では争奪戦が繰り広げられました。
○「チーズ専門店・ラヴェドン」住所:宇都宮市上戸祭町533-8
電話番号:028-678-3370
定休日:火曜日
営業時間:11時~19時(カフェ12時~)
公式HP、
公式ブログ、
公式フェイスブック、
栃ナビHP
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コメント
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2014/03/27 編集
pool
昨年夏に紹介されたあとお店にお邪魔してみましたが、お休みでした。
ネットなどで調べても情報が無く、定休日や営業時間がわからないという状況です。
自ら情報をアップできる時代にあえて情報を出さない。
常連さんを大切にし、一見さんはお断りするお店もありますので、そういう方針でやられているお店なのではと思っていました。
2014/03/30 URL 編集