足利銀行本店近く、立派なお屋敷が建ち並ぶ北一の沢町。
住宅地の一角にあるのが「Restaurant Kakurai」さん。
まもなくオープンから三年半を迎えようとしています。
それに先立ち、2014年3月から大幅にメニューなどを変更するとのこと。
(お邪魔したのは変更前の2月下旬でしたので、今回ご紹介するのは以前のスタイルと言うことをご理解ください。)

飛び込みに近い感じでお邪魔しました。
運良く席を確保。あとで聞いたらキャンセルが出て、そこにすっぽりと入り込めたようです。
個室になったテーブル席。この日はテーブル席は満席。カウンター席にもお客さんがいらっしゃる。

ランチコース1800円は、メインにお肉か魚料理どちらか選べるコース。
お昼の贅沢を堪能させて頂きました。
まずは「魚介のサラダ」
名前は平凡ですが、お皿は奇抜。
西欧では美の基本は左右対称。料理の世界でもその考えが踏襲されてきました。
スペインのエル・ブリやデンマークのノーマという世界のベストレストランがフレンチの伝統を打ち破る斬新な料理を次々と発表。非左右対称、空白の美をフレンチの世界に持ち込みました。
この美しさは、まさに日本古来の美意識と繋がっているように感じます。
お皿を見たとき、素直に「美しい~」と思える自分がいました。

評判高いパンの登場。
小麦の香りが気持ちよく、美味しいんですよね。

「高根沢産むらさき人参のスープ」
ガツンと印象深い色使い。でも味わいはミルクの優しさに満ちた、素朴で柔らかい甘み。

魚料理を選んだ奥さんは「鯛のポワレ 魚介のトマトソース」

私と息子はお肉料理。
オーダーするときマダムが、「今日は+500円で鴨肉のロティに変更出来ます」とのこと。
このお誘いに乗らなきゃ損でしょう!!
頂く前にフォークとナイフがシャトーラギオールのものに。
ワクワク感が高まります。

「フランス産鴨肉のロティ ワインビネガーソース」

さすが冬場の鴨は脂が乗っていて美味しい~。
むっちりした食感、噛むほどに旨いがにじみ出てくる。
食後にはふくよかな香りがスッと鼻に抜けます。
後で聞くと、フォアグラと共にロティしたとのこと、何と贅沢な一品。

デザートもオッと驚く盛りつけ。
というか、一般的には横にして出すデザート皿が、縦で出てきた!!
「キンカン」「チョコムース」「チョコのアイス」そして「苺」が前へならえ!!
濃厚で大人の甘みと、キンカンや苺の酸味とベストマッチ。

最後は「ルイボスティー」で〆させて頂きました。
3月からどんな風に変わるんだろう~。
早々にお邪魔しなくちゃ。
○「Restaurant Kakurai」住所:宇都宮市北一の沢町4-10 ジュネスガーデン103
電話番号:028-622-5333
定休日:月曜日(詳細は公式ブログを参照下さい)
営業時間:11時30分~14時30分(L.O13時30分)、18時~22時(L.O20時30分)
(2014/3より、5歳以下のお客様のご来店はご遠慮頂いています。但し貸切等を除く)
公式HP、
公式ブログ、
栃ナビHP
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