次女の案内コースは鎌倉駅から江ノ電に乗って、高徳院&長谷寺というコースになっていました。
鎌倉駅まで来たところで、一本の立て看板が目に飛び込んできました。
「銭洗弁財天 徒歩20分」
名前は聞いたことがあるものの、行ったことが無い・・・。
「お金を洗うと増えるいう言い伝えがあるよ」と話すと、途端に三女の目がキラリ!!ということでレッツゴー。
電柱の看板や標示看板が随所に立ってあり、地図が無くてもスイスイと歩を進めることが出来ました。
観光客に優しい街のおもてなしに感心しきり。落ち着いたお屋敷が立ち並んでいる~。

「銭洗弁財天宇賀福神社」に到着。
四方が崖に囲まれた境内。岩山をくりぬいた隧道を通って入っていきます。これだけでも神聖な気持ちに。

本社の脇の洞窟に奥宮が。
みなここに入っていくところを見ると、ここに弁財天が祭られている様子。

わき出てくる清水・・・住宅地が山間まで押し寄せてきていますが、自然を大切に保存されているのでしょう。
住んでいる人達が、大切に「鎌倉の自然」を文化の一つとして守って来られてきたのがよくわかります。

次女、三女は、自分のお財布を取り出し全財産を笊の中に。
ニコニコしながら硬貨を洗っています。大きな夢が広がっているのかな?

境内にある下之水神社の脇からは、岩から滝のように水が。
飲んでみたい・・・冷たくて美味しそう~

お参りをしっかりして、次の場所に移動しよう。

境内に小さな立て看板を発見。
入ってきた隧道とは反対側に「佐助稲荷神社」という名前と矢印が。行ってみよう~。
細い路地を抜け住宅地を抜けた場所にありました!!

赤い鳥居を登った先に・・・

伊豆に流されていた源頼朝に、「隠れ里の稲荷」と名乗る翁が夢枕に立ち平家討伐の挙兵を促したとのこと。
後に幕府を開いた後、隠れ里のほこらを探し当て造建したのがこの稲荷神社なのだそうです。

静かに佇む稲荷神社・・・周囲はうっそうと茂った木々に囲まれています。
掲げられていた案内地図を見ていると・・・ここから歩いて高徳院(鎌倉の大仏)まで行けそう!!

拝殿の脇を通り、古い稲荷群を通って本殿の裏山に登っていきます。

抜かるんだ山道、途中岩肌が露出した場所も・・・。
ぐんぐん前に進む好奇心旺盛のpoolの後ろで、三女と奥さんは登るのを諦めてしまいました。
高徳院で落ち合うことを約束し、私と次女だけその先に。

登り切り峰まで付くと親切に立て看板が。
ここはハイキングコースになっている様子。

鎌倉に来てハイキングが楽しめるとは思っていませんでした。

落ち葉で敷き詰められた山道は、歩いていても気持ちいい。
秋山をプチ散策!!下りだした山道の先には・・・再びビッチリと家々が立ち並んでいました。

ここは北鎌倉から長谷に抜ける「葛原岡・大仏ハイキングコース」
コース所要時間は約1時間とのこと。のんびり山道を歩いてみるのも楽しいでしょうね。
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