地元の新聞社、下野新聞社が宇都宮まちなか支局を開設させたのは2012年6月のこと。
オリオン通り、マクドナルドがあったビルを
カフェ&支局として生まれ変わらせました。
新聞社では全国初の試みで、2013年度新聞協会賞を受賞しました。
このまちなか支局開設に先立ち下野新聞紙面でも12年4月から地域の情報発信が格段に増えました。
毎週日曜日、カラー見開きで「みやもっと」という宇都宮街かな情報ページが新設。
私も毎週欠かさず楽しみに目を通させて貰っています。
その中の「
よるのみや」という囲み記事。
宇都宮の飲食店を紹介するコーナーですが、私の知らないお店も多数紹介されていて、改めて宇都宮の大きさを実感させてもらっています。
今週日曜日、9月29日の紙面に目を通していたら、よくお邪魔する「酔処 ふらり」さんが紹介されているではありませんか。ご主人、女将さんの顔がパッと思い出され、ふらりと暖簾を潜りました。

たっぷりご主人、女将さんと会話を楽しみながら、美味しい日本酒を堪能させて貰いました。
この日の日本酒のテーマは「
ひやおろし」
春先に搾られた新酒を一度火入れして貯蔵したあと、秋まで熟成させ二回目の火入れをしないで出荷されるお酒。
江戸時代から続く、秋の風物詩なんだそうです。
さまざまなお酒の「ひやおろし」を頂きました。
熟成させたお陰で、それぞれのお酒の特徴が明確に伝わって来ました。
新酒が進路が正式に決まっていない女子高生に例えると、ひやおろしは方向性が明確に定まった社会人。
想像通り色気ある大人の女性になったものもあれば、清楚で献身的な白衣の天使になったもの、厳しい鬼嫁になったものなどなど・・・。面白い!!
美味しい食材豊富な秋にピッタリの日本酒達でした。
まずは「
結城酒造」の「結ゆい ひやおろし」
スッキリとした飲み心地、ほのかな甘みが抜けて行く。まるで爽やかな秋風のよう。

続いて「小林酒造」の「鳳凰美田 冷卸」
口の中で香りを感じる・・・。予想通り色気ある女性に成長しています。

日本酒は利尿作用が無いと言うことで、「和らぎ水」を出してくれるんです。
嬉しい心配り。

岩手県 菜彩鶏の焼き鳥はふらりさんの名物。
「モモ肉2本」250円、「砂肝2本」250円を肴に日本酒が進みます。

寒くなると是非食べたくなるのが「塩味煮込み」500円
根菜がたっぷり入っていて、体を内側から温めてくれます。

3杯目は「吾妻嶺酒造」の「あずまみね 秋純米」
昔から飲み継がれてきた日本酒らしい日本酒。真面目で古風な味わい。

最後の一杯は高知の「酔鯨 秋あがり」
実は昔からの酔鯨ファン。予想通りキレがある日本酒に仕上がっていました。
飲んだあともジーンと辛さが残ります。

一緒に頂いたのは「チーズ盛り合わせ」500円
トムドブル、マンステール、モルビエ、そして口直しのクランベリー。
今晩も日本酒の素晴らしさを実感。気持ちよく酔わせて貰いました。
○「酔処 ふらり」住所:宇都宮市伝馬町3-4 吉田ビル1F
電話番号:028-639-1260
定休日:不定休 (ほぼ毎日営業中)
営業時間:17時~24時
公式ブログ、
栃ナビHP
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