ある医学博士の「二十歳のグルメはいない」というコラムが秀逸でした。
各味覚の感能(感受性)は加齢と共に低下していくのなら、若者こそが真のグルメになるはずなのに、現実的には中高年の方が食べ物・酒を味わう能力は高い。それはなぜか・・・。
甘味やうま味以外の味は自然界にあっては有害のサイン。
酸味は腐敗の味だし、苦みは毒の味。よって小さな子供達も本能で遠ざけることが出来る。
加齢によって一番感能が弱まるのが苦み。
これによって若いときには苦手だった山菜が、年を取るに従い美味しく感じるように。
弱まることによって初めて得られる食物、酒に対する味わいを深めることが出来る。
年を取ると言うことは素敵じゃないか。という内容。
確かに若いときには苦手だったモノが、今では大好物というモノがたくさんあります。
生臭さが嫌で魚嫌いだった私ですが、今では大好物。ビールの苦みも楽しめるようになりました。(笑
独特の香辛料がたっぷり使われたタイ料理も、定期的に「食べたい病」が発症するように。
向かったお店は「タイ料理 ナムティップ」さん。
国道四号線から一歩入った場所にある小さなお店です。

ランチはそれぞれ千円。
四種類から選べ、最後にデザートかドリンクが付いてきます。

この日は寒い日でしたので、迷わず「グリーンカレー」!!
深いスープ皿にたっぷりのグリーンカレー。
通常のお店の二杯分はあろうかというサイズ。

ご飯は別盛りで、こちらも十分なボリューム。

ワクワクしながら、ふたつのお皿を合体!!
ふんわり美味い鶏肉、細かく刻んだ茄子もたっぷり。
口に入れた瞬間はまろやかで甘さを感じるのに、身体の中から辛さが沸き上がってくる~。
なんて心地いいんだろう~。
夢中で食べきった後には、額に汗がにじみ出ていました。
おお!!身体が季節を先取り!!まるで春のような温かさ。

ヒリヒリする辛さではなく緩やかな辛さ。
最後にデザートでマンゴー&ヨーグルトを貰い、口の中もサッパリ爽やか。
帰りには車の窓をちょっと開けて。少しずつ空気も暖かくなってきたみたいです。
○「タイ料理 ナムティップ」住所:宇都宮市簗瀬町837
電話番号:028-638-3588
定休日:不定休
営業時間:11時30分~14時30分、18時~22時30分(L.O22時)
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2013/03/05 編集