最後の夜は、ホテル日航香港から歩いて2~3分の場所にある上海料理のお店「小江南」。
市政局百周年記念公園そばの路地裏にありました。
店内ではすでに日本人観光客と思える団体様が、2つの円卓を囲んで宴席中。
一杯かと諦めようとしたら、奥の個室に案内してくれました。
お値段を心配していると、225香港ドルでコースをやってくれるとのこと。
日本円で約2250円ですので、それで即決。まっ、青島ビールや紹興酒なども頂きましたのでそれは別で。

始まると、こちらも料理が来るのが早い、早い!!
そのスピードに追いつこうと必死に食べ始めましたが、途中で諦めました。
「熱々のうちに食べなくては!!」という義務感を捨てないと、お酒を飲む寸暇も生まれないと気づきました。
最初の冷前菜。これが予想外に美味しくてビックリ。

「魚のスープ」。何の魚を使っているのか知りたかったけど・・・しゃべれません!!
身体が温まる柔らかい味わい。

「重慶回鍋肉」。ホイコーローだ!知った名前が登場し、安心感が。

「魚揚げ炒め」カリッと身より衣の食感が良かった。

最初これなんだ??と注目を浴びた「豆腐を煮たモノ」。これがイイ味。

「インゲン炒め」

「エビチリ」の海老の大きさはお見事。

「担々麺」も登場。クルミとゴマをベースにしたスープ。
麺はコシが無く日本の麺とはまったく別物のような感じ。マイルドな味付けでした。

そして「小籠包」

最後に「杏仁豆腐」で〆。
食べ始めてからたった一時間。何てスピーディーな食事なんだろう~。

時計を見るとまだ20時半。
せっかくだからと、もう一軒お店に立ち寄ることに。
そこはウォーターフロントエリア。
ビクトリア湾が望める場所の飲食店がズラリと並んでいます。
店内より歩道まで飛び出たテラス席が大人気。欧米人も多くまるで違う国みたい。
さっきの上海料理のお店からすぐ近くなのに。

この時間ほとんどのお店は満席。
ビール一杯で語り合う人達。しっかりステーキなど食事を楽しんでいる人達。利用方法は様々。
やっと一軒のお店で腰を下ろしました。
ちょうど街路樹にはハロウィンの飾り付け。夜風も気持ちいい。

一杯88香港ドルのカクテルを。
みんなで乾杯!!

おつまみのナッツをつまみながら、楽しい会話のスタート。
このお店ではのんびり行きましょう~。

まだ食べ足らなかったのか、「熱々のアップルパイのバニラアイス乗せ」を注文する人も。
西欧のお菓子は別腹ですものね。

ぼんやりとビクトリア湾、そして対岸の香港島の夜景を眺めていると・・・

あれ?街が動いてる!!

よ~く見てみると、巨大客船が航行してる!!
香港周囲の海は水深が深く、岸からすぐ側でも航行できるんです。
世界は急速なスピードで動いてる・・・。
こんなことを実感させられた香港の旅になりました。
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