亀の甲坂（宇都宮市）

下野新聞社のすぐ近く。
県庁前通りと清住町通り（旧・日光街道）との丁字路手前の坂道。

「亀の甲坂」と呼びばれ多くの市民に親しまれてきました。（亀の子坂と呼んでいた方も多いかも！？）


昭和に入り道路が舗装された時、
坂道の滑り止めとして亀の甲羅状の模様が刻みつけられたことで「亀の甲坂」という通名が付きました。


先日久しぶりに徒歩で「亀の甲坂」にさしかかったとき、ある種の違和感を覚えました。
そう、坂の大半が普通のアスファルト道路になっている・・・。


亀の甲状の舗装がされているのは、ごく一部分。
車で何度も通っていましたが、今まで変化に気が付きませんでした。


小幡、清住の土地区画整理事業が進み、見慣れた街並みが急速に変わろうとしています。
歴史を感じさせる旧・日光街道の沿道にあった建物が壊され、広大な野原が広がっている状況に。


消えていく街並みに敬意を払いながら、新しく生まれ変わる街に期待しましょう。