コーヒーは大人の象徴。
そう思い込んだのは、「違いがわかる男のネスカフェゴールドブレンド」のCMの影響に間違いない。
砂糖やミルクを投入せず、背伸びしてブラックコーヒーを飲むようになったのは中学生になってから。
今ではコンビニコーヒにお世話になる日々を送っています。
1971年創業の「珈琲専門店 ブラジルコーヒー 県庁前店」。
下野新聞社ビル向かい、本町交差点にあるお店。

店先のショーケースの中にはコーヒー豆がズラリ。
少年時代、お店の前を通るたびに「大人の雰囲気」に圧倒され、ドキドキさせられたのをよく覚えています。

ちょうどお昼時。
久しぶりに店内で軽く飲食させて貰いましょう。
大人になってからパフェを頂いた記憶はあるものの、ブログには未登場。
ということは、20年以上のご久しぶり。

外のショーケースの中には、美味しそうな食品サンプル。
昔は多くの飲食店で見かけましたが、今では貴重な存在。

一階奥の席へ。
昭和の良き時代を思い出させてくれる、純喫茶の風情。
マスターが黙々と、無駄がない動きで料理や飲物を仕上げていく。この光景自体に痺れてしまいます。

平日はお得なランチがあるようですが、この日はグランドメニューから。
オーブントーストやサンドウィッチ、オムライスやナポリタンもある。
珈琲専門店ですので、コーヒーに合うだろう「ピザトースト(サラダ付き)」950円(税別)を。

飲み物は素直に「ブレンドコーヒー(当店特選ブレンド)」650円(税別)をチョイス。
紅茶やクリームソーダは、またの機会に。

丁寧にハンドドリップした「ブレンドコーヒー」。
雑味がなく、ほのかな苦味が心地いい。

「ピザトースト(サラダ付き)」

たっぷりサラダ。
程よい酸味が食欲を誘います。

ふんわりパンに、甘い玉ねぎとトマトソース。
思い描いていたピザトーストそのもの。子供の頃、母が作ってくれたピザトーストを思い出した。
「これだけで足りるの?」という読者の声が聞こえそうですが、これでお腹は十分。
貧しくても朗らかな昭和の時代に戻った気分が、そう感じさせたのかもしれませんね。
○「珈琲専門店 ブラジルコーヒー 県庁前店」住所:宇都宮市本町13-16
電話番号:028-621-8074
定休日:無休
営業時間:7時30分~23時
栃ナビHP
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