春は出会いと別れの季節。
「新規店が出来るようだ」という嬉しい情報が入る一方、通っていたお店の閉店情報も耳に。まさに一喜一憂、驚かされる日々が続いています。
宇都宮日光道路、篠井インターチェンジ近くにある「そば処 石奈多」。
細切りの美味しいお蕎麦が頂けると評判のお店。
つい先日、お店の公式SNSに「重要なお知らせ」と題した投稿が。
読んでみると「令和5年6月30日をもって閉店する」と書いてある・・・。
いつも多くのお客さんで賑わう人気店。出てくるのは「まさか!!」という言葉のみ。
事実なのかどうか、直接お店に伺い尋ねてみることに。
到着したのは開店前。
但し玄関先にはすでに、開くのを待つ多くのお客さん達。
残念ながら一巡目では入れず、二巡目に。
その後も続々と新規のお客さんが来店され外待ちを。人気は健在の様子。

庭が綺麗に手入れされ、バラをはじめとする様々な花が咲いている・・・。
花を愛でながら待つことしばし。あっという間に時間がたち、席が空いた様子。

今回案内されたのは、いつもの席。
二人がけの最小単位の席なので、必然だったのかも。
まだ「閉店」にまつわる記載を貼り出している様子はなし。
会計時にご主人や息子さんの手が空いているようなら直接お聞きしてみよう~!!

注文したのは、土日祝日・数量限定の「蕎麦御膳」1250円(すべて税込)。
冷たいお蕎麦の二八そばをチョイス。+150円で大盛りに変更してもらいました。

メニュー表以外に季節の蕎麦もあり、この日は「春キャベツ蕎麦」など。
キャベツと蕎麦とのコラボレーションも楽しそう!!

農家の古民家を改装し、店舗として利用。
高い天井に太い柱と太い梁。天井裏に繋がるハシゴもある。
私の席の隣には囲炉裏があり、見ているだけで心が温まる。

大きなお膳が運ばれてきた!!
温泉旅館でいただくお膳のよう。品数多く目でも楽しませてくれました。

ふっくら柔らかく炊かれた「古代米のご飯」
色合いは現在のお米と別物ですが、食べてみると違和感なく美味しくいただける。

「せりともやしのナムル」

「わかめの酢味噌和え」

「汁巻玉子」

「野菜の天麩羅」
お蕎麦だけじゃなく、料理も美味しいのが「そば処 石奈多」の魅力。

冷たい二八そばの大盛り。
細切りで、ふわり軽やか。口の中で舞うお蕎麦。
喉越しもよく、あっという間に食べきってしまいました。

食後はそば湯と、デザートの「そば茶プリン」付き。
まさに至れり尽くせりの内容。

食後にご主人と息子さんに今までのお礼を伝えることができました。
そして・・・閉店が事実だというのも判明。改めて「まさか」!!
店主と女将さんが飲食店から引退することになり、息子さんご夫妻だけだではこの大きな器での営業が困難と判断。残念ですが仕方ありません。
息子さんご夫妻の今後についてはすでに計画中とのことで、公式SNSで紹介していきたいと話してくれました。
才能ある料理人さんですので、今後の活躍を大いに期待しています。
閉店まで残り約一ヶ月半。また足を運べるかな?
○「そば処 石奈多」住所:宇都宮市石那田町1101
電話番号:028-669-3033
定休日:月曜日、火曜日(2023/5/26臨時休業)
営業時間:11時~15時
公式フェイスブック、
栃ナビHP
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