千夜一夜物語(アラビアンナイト)、ペルシャ絨毯などで、日本でも馴染みがある「ペルシャ」。現在のイランを表す、ヨーロッパ側からの古称。
2023年3月26日、ペルシャ料理が頂けるお店がオープンしたと聞きお邪魔してきました。宇都宮南警察署近く、みどり野通り沿い。
自動車販売店だった店舗をリニューアル。
駐車場は屋根付きで広々としており、駐車もし易いお店でした。

お店の名前は「ペルシャ料理 テヘラン」。
社長さんや調理スタッフの方々はイランの方、日本人のスタッフさんもいらっしゃいました。

一階はカウンター席とテーブル席。
調理場がガラス越しに様子が伺え、目にしたことがない調理道具が並んでいました。

今回は広々とした二階席を使わせて貰いことに。
窓からは春の日差しが差し込み、明るく清潔的な店内です。
土曜日19時から、要予約で「ベリーダンス」を見ることができるとのこと。
私が伺った週には予約された方が30名に及び、満員御礼状態。興味がある方は問い合わせてみてください。

お得なランチセットがあり、そちらからチョイス。
それぞれ単品で注文するより、お得になっています。

今回お願いしたのは「Aセット」1500円(税込)
「シーラズ サラダ」+「麦のスープ」+「ゼレーシクポロ」がセットになっています。
サラダとスープが最初に登場。
「麦のスープ」
どろり濃厚なミネストローネのような食べるスープ。
味わいは穏やかで違和感なくいただけました。

「シラーズ サラダ」
イランではメジャーなサラダ。きゅうり、トマト、オニオンが細かくカット。レモンドレッシングの酸味でさっぱり。
箸休め的な一品です。

メインの「ゼレーシクポロ」
こちらもイランではポピュラーな鶏肉料理。
たっぷり盛られた「バスマティライス」と「骨付きチキン」が魅力的です。

柔らかく煮込まれた骨付きチキン。
ほろりと肉が骨からほぐれるので、ナイフいらずでいただけました。

バスマティライスの上には、サフランとバーベリーの実(ゼレシュク)。
バーベリーの実は甘酸っぱく、食欲増進に役立つのだそうです。

チキンを茹でた煮汁とバターをバスマティライスと混ぜて頂きます。
日本のお米と違い粘着質がなくパサッとした食感のお米。
まるでクスクスを頂いているような独特な味わいを楽しませて貰いました。

ランチのセットにはドリンクが付いておらず、「イランの紅茶」350円を追加注文。

ポットでの提供でしたので、たっぷり二杯分。
チャイグラスが紅茶の香りを増幅させ、カモミールの香りに魅了されました。

ガラスの器の中には小さな砂糖。
砂糖を口に含んで紅茶を飲むのがイラン風と教えてもらいました。

「ナツメヤシ」の中にくるみを入れた茶菓子も付いています。

そういえばダルビッシュ有投手の父親はイランの方。
イランが身近に感じたとともに、旅した気分を味わえました。
○「ペルシャ料理 テヘラン」住所:宇都宮市みどり野町18-25
電話番号:028-612-1678
定休日:月曜日
営業時間:11時~14時、18時~22時30分
ホットペッパーHP、
食べログHP
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