鹿沼市に「ヌーベルシノワ(新しい中華料理)のお店がオープンした」と話題になったのが、つい先日のことのよう。
「飲茶&中国懐石料理 Chinese 恵泉」は昨年8月で創業十周年を迎えました。
オープン当時とは様変わり。周囲は大型商業店舗が軒を並べ、賑やかな商用エリアになりました。

2023年2月現在。
昼(月~金)12時~14時、夜(金、土)17時30分~21時30分とも要予約で「おまかせ中国懐石料理コース」を提供しています。
そして「香港morning」と称し、火曜~金曜日8時~10時30分(L.O9時45分)にモーニング営業も実施中。(モーニングのみ季節休暇あり。3月中旬~4月中旬。7月~9月初旬、11月~1月中旬)。こちらは予約不要。

トッピングも有償で付けられ、2月中旬頃までの期間限定で「上海蟹」がトッピングできるとのこと。
そういえば、上海蟹を久しく口にしていない・・・ということで仕事休みの日に車を走らせました。
8時前後は通勤時間帯。
鹿沼街道は上り下りとも結構の混み具合でしたが、予定通りの時間にお店に到着。意外に近い!

玄関先の告知看板によると・・・
「香港粥セット」880円(税込)は、香港白粥、本日の点心、地元の野菜、中国茶がセットに。お得な内容になっています。

お陰様でこの日一番乗り!!
約二年ぶりの再訪でしたが覚えていただいていたようで、マダムとの明るい会話からモーニングのスタート。

モーニングは「香港粥セット」のみ。
選べるのは、サイズとトッピングそしてサイドメニュー(春巻きと杏仁豆腐)のみ。
トッピングは「上海蟹」1100円(税込)を迷わずチョイス。

わかりやすいように「大きさ」は実際の器を持参しマダムが説明。
左が「小」(標準)、右が「中」+110円。さらに一回り大きいのが「大」+220円。こちらも迷わず「大」をチョイス。

まずは「中国茶」。
ティーポットに入っていて、飲みごたえがありそう。

この日の「中国茶」は、「大紅袍」。
別名「岩茶の王様」と言われるお茶で、産地の武夷山は1999年に世界遺産に登録された地。
上品な香りで、朝にふさわしい優しい飲み心地。詳細な紹介文も効果絶大。体も温まります。

さほど待たずに「香港粥セット」がお膳に乗って。
「大サイズ」の香港粥の存在感が半端ない!!鍋のようなサイズ感に食べきれるか・・不安がよぎる。

まずは「地元の野菜」をご紹介。
「野菜」と単純に紹介していますが、すべてひと手間、二手間かけた美味しい料理達。
味わいもカラフルで、食べていて楽しい!!
左から「ヤマクラゲ 中国醤油漬け」「カリフラワー 甘酢漬け」「丸福農園 ふくあかね」「レンコン 赤酢漬け」「花豆」「大根○○和え(自らの乱筆で読解できず)」「ほうれん草のXO醤」

本日の点心は「もち豚のシュウマイ」。
崎陽軒の初代社長が鹿沼市出身ということで、「シウマイの街」として売出中の鹿沼。しっかり鹿沼商工会議所にご協力。
軟骨が入っているのか、シャキシャキとした食感も楽しい「シウマイ」に仕上がっていました。

「香港白粥」
中華スープ、チキンオイル、コシヒカリを超高温で炊き上げ、撹拌しながら四時間かけて炊き上げたお粥。
鍋のような器に、なみなみと注がれています。

と~ろとろでまるで流動食のよう。噛まなくても気持ちよく入っていきます。
ふわり上質な旨みに包まれ、素のままで食べても美味しくて、永遠に頂けそう。

トッピングの「上海蟹」。
香りといい、甘みといい、お粥を綺羅びやかな都会の淑女に彩ります。

「揚げたお麩」や「ネギ」のレギュラー陣も、飽きさせないよういい仕事をしてくれました。

美味しくて夢中になって頂いていると・・・。
あら不思議、綺麗に食べきってました。

あまりにも美味しかったので、「冷凍おかゆ(400g)」500円(税込)をお土産に。
家族のみんなにも「恵泉の香港粥」を味わって貰おう!!

普通では手に入りづらい「中国調味料」や自家製の「冷凍中華」なども売られています。
自宅でも最高の中華を味わえますよ。
○「飲茶&中国懐石料理 Chinese 恵泉」住所:鹿沼市府中町102-93
電話番号:0289-78-4212
定休日:日曜日(モーニング:土曜、日曜、月曜日、昼:土曜、日曜日、夜:日曜~木曜日)
営業時間:8時~10時30分(L.O9時45分)、昼・夜は「おまかせ中国懐石コース」の要予約
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