蕎麦屋で一杯、ならぬ「ラーメン屋で一杯」。
居酒屋感覚で酒とつまみを嗜みラーメンで〆る。
そんな利用がしたくなり、年末年始休暇中に宇都宮市宝木町にある「中華そば 花菱」に。

「たいらや宝木店」がある交差点を北に入った場所。
住宅地ですがお店周辺には竹林があり、和を感じる魅力的な場所にお店を構えています。

お昼としては早目の時間に伺ったので、待たずにカウンター席に通してもらえました。
まずは「瓶ビール・キリン一番搾り」660円(すべて税込)を手酌で。
親父が昼間からラーメン屋のカウンターで、ひとり瓶ビールを飲んでいる。
まさに絵に書いたような光景!!その絵の中心にいるのが私自身だと思うだけで、高揚してきます。

おつまみも充実しており、冬のつまみの定番「もつ煮」420円もあるじゃないですか。
青ネギどっさり!!七味唐辛子をごっそりかけて頂きます。濃厚なのにさっぱり。

もつも柔らかく煮込まれており、美味しくいただけました。

「餃子(3個)」260円
皮の中には熱々肉汁が。シャキッと歯ごたえも素敵です。

卓上にある醤油や酢、ラー油などの調味料。その脇に置いてある小さな器には・・・。
「大根の甘酢漬け」が入っていたのを思い出しました。
これだけで酒の肴に十分だったかも。
瓶ビールをきれいに飲み干したところで、ラーメンを注文しましょう。

「あっさり系」「濃厚系」、そして「つけ麺」とメニューは多彩。

麺を「全粒粉麺」・「中華麺」から選べ、更に「細麺」・「平打ち麺」から選ぶことが出来ます。
私は注文時不慣れで戸惑ってしまいましたが、あとで来店された二人組の女子は淀みなく注文。お見事と感心してしまいました。

「季節限定」という言葉に弱い私が注文したのは「ゆず塩そば」950円。
飲んだあとは、さっぱりと〆させて貰いましょう。

ゆずの香りをまとった丼が運ばれてきた。
柚子の皮がネギの上にトッピングされている。

まずはスープを一飲み。
香りだけじゃなく、柚子の酸味や味わいがスープに溶け込んでいる。
柚子はちょっとしたお飾り程度かもとの予想が、いい意味で外れました。

しっかりとしたゆず風味のスープに対抗したのが、「全粒粉麺」の「平打ち麺」。
スープの主張と対等に張り合い、絶妙なバランス。ひとつの世界として完結しており美味しく頂けました。

現在は人手不足で夜の営業は土日祝日のみとなっています。
○「中華そば 花菱」住所:宇都宮市宝木町1-56-1
電話番号:028-621-8704
定休日:水曜日
営業時間:11時~14時30分、18時~20時30分
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