回転寿司に行くと、ハンバーグや焼肉など魚介以外の寿司が回ってきて驚いたものですが・・・。
今では見慣れたせいか、不思議に思わなくなりました。
でもさすがに、ハンバーグ寿司皿を取って食べようと思ったことは今のところ一度もありません。
先日回らない本格寿司店で食べたハンバーグが、思いの外美味しかったという経験をしました。
競輪場通りから一本入った住宅街にある「奴寿司 華月」でのこと。
玄関先には「満席」の文字。平日のお昼時でしたが満員御礼。
予約しておいたお陰で無事、席に通してもらいました。

男性ばかり、六名での昼食会。
半個室を使わせて貰いました。

お願いしたのは「華月の昼御膳」3500円(税込)
配膳が実にスピーディー。
次々と料理が運ばれ、ほぼ待つことなく1時間弱で食べ終わることが出来ました。
蒸物
「小田蒸しと白玉~鼈甲餡かけ生姜の香り~」
一品目は茶碗蒸しかな?と思いながらスプーンを入れると、香り高い大粒の銀杏のほか白玉が出てきてびっくり。
生姜も効いており、記憶に残る味わいでした。

温物
「銀鱈と白子鍋仕立て~京野菜と共に~」

鍋に入れて頂きます。
ほっこり温まる銀鱈と、柚の香りが気持ちいい白子。
京野菜の甘さも光ります。

冷物、魚料理、肉料理、寿司がお膳に乗って。

冷物
「カリフラワーのすり流し~オイスターとクリスタルゼリー見立て~」
食通のみなさんも唸った一品。冬の定番牡蠣を見た目も味覚も食感も素敵な料理に昇華。

「魚料理」
「寒鰤~聖護院蕪雪中焼き~」
焼いたブリの上には雪を見立てたものが。

肉料理
「手作りハンバーグ~デミグラスソース赤味噌風味~」
何が入っているのかなと椀の蓋を開けてみると、真ん丸い食べ物が。
まさか寿司屋さんなので、ハンバーグでは無いだろうと思いながら食べてみると・・・、ジューシーなハンバーグ。
肉汁たっぷり、コクある濃厚なデミグラスソースが光ります。
さっぱりとした魚系を食べてきたからこそ、眩しく感じました。

寿司
「旬の握り四貫」
この日のお寿司はこちらの四貫。

お椀
「滑子のお味噌汁」

甘味
「自家製 苺のショートケーキ風」
まさかの洋食系の甘味で〆。

コーヒーを頂き、ごちそうさまでした。
味わいが単調にならず、考えられた素敵な献立でした。
○「奴寿司 華月」住所:宇都宮市戸祭町3031-1
電話番号:028-908-6530
定休日:木曜日(年末年始休暇 2022/12/30~2023/1/1)
営業時間:11時30分~14時(L.O)、17時30分~21時(L.O)
公式HP、
栃ナビHP、
ぐるなびHP
(丸昌さんの建物は現在ありません)
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