「日本料理 みつわ」でのお祝いの席。
華やかに席を盛り上げようと、冬を代表する味覚の王様「松葉がに」を用意させて頂きました。

三室ある個室は満席ということで、メインフロアーのテーブル席を使わせて貰いました。

店内にある水槽の中にはタグ付きの活蟹が。まるで水族館に来たような気分。
店主曰く、これほどの数の蟹が2~3日ではけてしまうとか。日々新鮮な活蟹が届いているとのこと。
松葉がにとはズワイガニのオス。
水揚げされた地域で呼び名が変わり、山陰地方で水揚げされたものが「松葉がに」と呼ばれています。
但し日によって「松葉がに」の漁獲の増減があり、他のブランド蟹も使用していると話してくれました。
遠く旅しなくても、海なし県の栃木県にも活きたブランド蟹が頂ける。
ありがたい時代になりました。

では2022年のみつわでの「松葉がにコース」38500円をご紹介してまいります。
この日用意していただいたのは、同じズワイガニですが水揚げされた場所が違うタグ付きブランド蟹三匹。
「
越前がに 1.2キロ」、「
柴山ゴールド(兵庫)1.5キロ」、「
加能がに(石川)1.3キロ」

先付「香箱がに」
漁獲期間が限られており、今しか口にできないズワイガニのメス、セイコガニ。
甲羅の中には、プチプチ食感の卵がぎっちり!!

お造り「本まぐろ(青森 三厩)、九絵(隠岐)、アラ(石川)、生雲丹、松皮鰈(北海道)」
全国から届いた選りすぐりの魚介が並びます。
寒くなり、魚が美味しい季節になりました。

七輪が運ばれ、「焼かに」がスタート。
炭火でじっくり火入れされた蟹。香ばしいかおりが漂ってきます。

極太の蟹脚。
すでに切れ目が入っており、殻を外すと・・・。

湯気とともに蟹の香りが沸き立ちます。
ギッチリ詰まった蟹肉。半生で口の中でとろ~り。
まさにシンプルイズベスト。蟹の甘みが綺麗に伝わってきます。

爪の方の蟹足も炭火焼きで。

銀杏とともに。

続いては甲羅焼き。
かに味噌と蟹肉を合わせ、甲羅の中で焼いていきます。

濃厚な甘みが絶品。
ご飯があったら、三杯いけそう!!

「かにの天ぷら」
サクッと軽やかに。天ぷらに姿を変えて。

「かに鍋」
鍋の中には蟹の胴部分とかに味噌が。

具材は別添えされています。

まずは蟹足をしゃぶしゃぶ。
美しい!!

鍋の中に入っていたかにの胴体部分の蟹肉をお店の中が綺麗に。
そちらも鍋に投入。

その他の具材も入れて、「かに鍋」として頂きます。

食べきったところで、「ラーメン」か「雑炊」にして、鍋を綺麗に食べつくしました。

「季節のフルーツ」
幻のりんご「こみつ」、「クラウンメロン」、「紅まどんな」でご馳走様。
蟹三昧の料理も凄かったですが、ご一緒させていただいた方々のお話に魅了された二時間半。
まさに贅沢な時間を堪能させていただきました。誠にありがとうございました。
○「日本料理 みつわ」住所:宇都宮市西2-6-13
電話番号:028-632-0707
定休日:日曜日
営業時間:11時30分~14時30分(最終入店13時30分)、17時30分~23時(最終入店20時30分)
公式HP、
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