今日は11月25日。ちょうど一ヶ月後はクリスマス。
まさに2022年ラストに向けての、カウントダウンが始まりました。
12月といえば、飲食店さんにとては最高の繁忙期。
私自身「大人数での忘年会」はコロナ禍の影響で未だ未実施ですが、少人数の宴席予定は結構入っている状況です。
繁忙期前の11月某日。
人気の飲食店オーナーさん達と早めの忘年会を開催することに。
ご同席させて頂いた方々の、料理やワインへの造詣の深さには驚かされました。
終始尊敬の念を持っての有意義な時間を過ごさせて頂きました。

会場となったお店は、宇都宮市北一の沢町にある「Restaurant Kakurai」。
昼も夜も完全予約制のフレンチレストラン。今年の11月で創業11年を迎えました。
予約させて貰ったのは「オススメコース」15000円。
飲み物はもちろん別途。こちらの要望に対応して頂きました。

目玉はKさんが持ち込まれた一本のワイン。
飲食店歴五十年超のSさんへ贈るスペシャルなワイン。

Sさんの誕生日より古い1949年、73年超のワイン。驚きの逸品です。
酸味もしっかり残っており、まさに「現役」。今も輝き続けているSさんをイメージさせてくれる一本でした。

ではこの日頂いた料理の数々をご紹介してまいりましょう。
まずは「エグリ ウーリエ シャンパーニュ レ プレミス エクストラ ブリュット」で爽やかにスタート。

「兵庫県産牡蠣のコンフィ ハーブオイルと柚子」
低温のガーリックオイルで油通しされ、身がプックリ。柚子やハーブの香りも素敵です。

「北海道産鱈の白子のポシェ 松茸のロワイヤル」
白子は魚介出汁で軽く火入、鮑の出汁と終りの松茸と磨宝卵を使った洋風茶碗蒸し。
晩秋の今でしか味わえない、白子と松茸のコラボレーションに魅了されました。

「兵庫県産セコ蟹のリゾット 丸福農園ミニトマト添え」
この時期のスペシャリティ「セコ蟹」の登場にテンションが上がります。
セコ蟹のガラを煮詰めて作ったブイヨンで炊いた栃木県産米と、肩肉や蟹味噌や内子でリゾット仕立て。
棒肉と外子も添えられています。

カルフォルニアワイン、「キスラー シャルドネ レ ノワゼッティエール」。
どんな料理にも合わせられる素敵な白ワイン。

「10日間寝かせた五島列島産クエのポワレ 丸福農園トマトを使ったスープドポワソン」
クエは皮目面のみ火入され、中身はレア気味な仕上げ。
フォンドヴォーで炊いた県産大根、クエの肝とハーブと豆腐のムース、茨城県柴田農園フェンネルのマイクロハーブが脇を固めます。丸福農園の福娘とサンマルツァーノやクエのあらなどで仕上げたスープドポワソン。

「仏産アニョードレのアロゼ」
Sさんリクエストの乳飲み仔羊の骨付ロースをアロゼに。
口にすると、そこはまさに至福のとき・・・。脂身も心地よく、すべてが響き合っています。

カリフォルニアの赤ワイン「ドミナス」
料理もワインも一流品が揃いました。みなさんとの会話が広がります。

「北海道産合鴨のロティ 仏産キノコ ソースボルドレーズ」
北海道スノーホワイトチェリバレー種の合鴨。
仏産セップ茸やシャントレル、そして国産キノコが添えられています。
サクッとした歯切れの良さ、噛むごとに旨味が増していきます。

「ハート&ベリーさんのとちあいかとピスタチオアイス」
初物のとちあいかをシンプルに。
磨宝卵とピスタチオ使用のアイスクリームと共に。
今回ご一緒させて頂いた皆さん、そして会場を快く提供していただいた加倉井シェフ、本当にありがとうございました。
美食はいい意味で、最高の道楽なんだと実感させていだきました。
○「Restaurant Kakurai」住所:宇都宮市北一の沢町4-10 ジュネスガーデン103
電話番号:028-622-5333
定休日:不定休(昼夜とも、完全予約制)
営業時間:11時30分~14時(L.O13時)、18時~22時(L.O20時30分)
公式HP、
公式フェイスブック、
公式インスタグラム
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