素晴らしい経歴の料理人さんが地元・栃木県に帰り、フレンチのお店を開くらしい。
そんな噂を耳にしてから久しくなり・・・・。
すでに一度訪れたという食通の方のお声掛けで、先日ご一緒に伺うことができました。
お店の名前は「Restaurant Bel Oiseau(レストラン ベルオワゾー)」。日本語に略すと「美しい鳥」。
2022年8月17日、小山市城東にオープンしたお店です。

幹線道路から一本入った場所。周囲は閑静な住宅街という雰囲気。
店前には専用駐車場が確保されています。

昼、夜とも要予約のお店。でもお昼はご夫妻で切り盛りされ、敷居は高くなく家庭的な雰囲気。
この日はカウンター席でシェフの調理風景を眺めながらのランチタイムになりました。

昼夜とも「おまかせコース」のみ。
昼は3850円、夜は8800円(ともに税込)。

この日頂いた3850円の「昼のおまかせコース」をご紹介していきましょう。
アミューズ「ひとくちのお愉しみ」
「焼き茄子とひよこ豆のタルト」「熊肉のリエット」
フレンチといえばフォークとナイフで。肩に力が入っているゲストを手づかみタルトでリラックス。お箸も用意されています。
ジビエが得意というシェフにかかれば、熊肉もクセがなく美味しいリエットに大変身。

リエットは美味しいパンにつけて。
パンが進みます。

アミューズ二皿目「小肌 梨・林檎・蕪」
酢で〆た小肌の下には細かくみじん切りされた果実や野菜。
口の中をさっぱりさせてくれました。

前菜「アナグマのパテ」
「アナグマ」を口にしたのは今回が初めて。
上質な甘みの脂身がたまらない!!食感もよく美味しく頂けました。
自家製ピクルスも添えられ、バランスがいい一皿に仕上がっています。

メイン「鹿」。
素敵な益子焼(作家・小林雄一さん)の皿に盛られているのは、栃木県の鹿。
もも肉、ヒレ肉と異なる部位の鹿肉を味わうことができました。
写真からも見事な火入れ具合を確認できることでしょう。
今回ご一緒した方が予約時に「ジビエ」をお願いしたようで、素晴らしいラインナップのランチになりました。
もし苦手な場合は、予約時にご相談してみてくださいね。

デザート「林檎 金木犀」
焼きリンゴの上には、金木犀のシロップがたっぷり。
金木犀のアイスも添えられていました。

最後にホットコーヒーをいただき、ご馳走様でした。

帰り際、先日完成したばかりというお店のチラシを頂きました。
そこにはシェフの経歴がズラリ。私が伺ったことがあるのは、「
軽井沢ホテルブレストンコート」のみ。
実に楽しみなお店が栃木県に誕生しました。
〇「Restaurant Bel Oiseau(レストラン ベルオワゾー)」住所:小山市城東3-7-2
電話番号:0285-42-4367
定休日:日曜日、月曜日
営業時間:11時30分~13時30分(L.O)、18時~20時30分(L.O)、要予約
公式インスタグラム、
食べログHP
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