約十年ぶりに「小来川 山帰来(さんきらい)」へ。
今ではすっかり有名になり、遠方からも多くの人で賑わう評判の蕎麦店になりました。
更に賑わうだろう紅葉シーズン&秋の新そばのシーズンを避け、ドライブがてらお邪魔してきました。

道中、秋蕎麦の可憐な花が一面に広がる風景に遭遇。
日常を離れ、蕎麦の世界に迷い込んだかのようでした。

広々とした駐車場。
その先には「小来川 山帰来(さんきらい)」の建物が。

山を背に建つ姿は美しい。
待っている人はおらず、スムーズに席に案内してもらいました。

座ったのはカウンター席。
笹目倉山の緑と、その下を流れる黒川を眺めながらのひととき。
西黒川と黒川がこの地で合流。透明度が高くキラキラと水面が輝いている。

今のシーズンは、小来川地区で栽培された夏そばを使用。
自家製粉した「丸抜きそば粉(外皮部を取り除いて挽いたもの)」の蕎麦が楽しめるとのこと。
「もりそば(二八)」は税込み1000円。
今回は「小来川(二八)とゆばそば(冷)のセット:1900円(税込)をお願いしました。
蕎麦の量はそれぞれ単品よりやや少なめとのことでしたが、二種類の蕎麦が食べられるということ嬉しいセット。
まずは「小来川(二八)」。

薄い緑色した蕎麦。まずは何も付けずに頂きましょう。
つるり滑らかな舌触り。噛むともっちり、その瞬間パッと蕎麦の香りが口の中に広がっていく。
ここまで足を伸ばしてよかったなと思わせる美味しい蕎麦。

食べきった頃合いを見て、「ゆばそば(冷)」が登場。
地元産の汲み上げゆばの刺身、さらにゆばの天ぷらも添えられている。
冷たいつゆをかけて一気に食べ進めます。
味わうより、豪快に喉ごしを。二種類の蕎麦の楽しみ方を堪能できました。

食後にはアイスかコーヒーも付いてくる。
ホットコーヒーを頂きながら、秋間近な小来川の風景を楽しんでいました。
○「小来川 山帰来(さんきらい)」住所:日光市南小来川395-1
電話番号:0288-63-2121
定休日:火曜日(冬季1月・2月は増えることも。
公式HPを参照ください)
営業時間:11時~15時(L.O14時30分)、冬季は14時(L.O13時30分)
公式HP、
栃ナビHP
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