蕎麦とフレンチとの融合。
お邪魔するたびに固定概念が覆され、新鮮な気持ちにさせてくれます。
このお店は宇都宮市上田原町にある「蕎麦と、コーヒーと。忠兵衛ピース」。
先代の蕎麦スキルと現在店主のフレンチスキルが新鮮な感動を紡ぎ出します。

お店の前に広がる上田原町の田園風景も見事。
まもなく目の前の風景が金色に輝くのかと思うだけで、身震いがします。

メニューは950円(税込)から。
すべての蕎麦に「前菜」と「ご飯物」が付いてくるという変わったシステム。

でもご安心あれ。
「前菜」や「ご飯物」、そして追加で選べるデザートはすべて手作り。
某有名フレンチレストランで修行した店主のこだわりを垣間見ることができます。

店内を見渡すと・・・。
空気が秋めき始め涼しくなってきた影響か、評判の「忠兵衛カレーそば」を頂いている人を多く見かけました。
前回、約十一ヶ月前頂いたのは、まさにこのカレーそば。
寒い時期に来たときの私の定番になっていたので、今回は違うものをと思っていました。

ということで今まで注文したことがなかった「えび天おろしそば」1500円(税込)
そこに「デザートとドリンクを両方追加」400円をプラスさせてもらいました。

しばらくして、お膳に乗って登場です。

まずは「前菜」をご紹介。
「夏野菜のトマト煮」「きくらげのポテサラ」「キャロットラペ」
真夏の太陽を浴びた野菜を使った料理たち。しっかり作り込まれた前菜が付く蕎麦やさんは、無二の存在です。

「焼もろこし ごはん」
夏を代表するとうもろこしを使ったご飯。おかわりしたいと思わせる一品です。

シンクロナイズドスイミング(2017/7以降:アーティスティックスイミング)でもしているかのよう。
二本の海老天が美しい脚線美を見せてくれています。

大根おろし、鰹節をからませながら、田舎そばをいただく。
つるりとのど越しもイイ蕎麦で、気持ちよくいただけました。

残った汁をお猪口に入れ、蕎麦湯とともに頂きます。
通常の蕎麦店では、ここで終了になるところですが・・・。

デザートとコーヒーを抜きに帰るわけにはいきません。
出す直前に生クリームを作り出し提供する本日のデザートは、「バナナキャラメルプリンとパウンドケーキ」

食後の珈琲。
最初都会的なスッキリとした表情をみせていたのは偽りの姿。
苦味と酸味がじんわり浮かぶ、大人の表情を見せてくれました。
○「蕎麦と、コーヒーと。忠兵衛ピース」住所:宇都宮市上田原町20-1
電話番号:028-672-3900
定休日:水曜日、不定休あり(
公式ツイッターを参照ください)
営業時間:11時30分~17時
公式フェイスブック、
公式ツイッター、
栃ナビHP
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