先日までセミが鳴いていたのが嘘のよう。
秋の虫たちが鳴き始め、コンビニには中華まんが登場。食欲の秋到来ですね。
東武宇都宮百貨店、正門から大通りまで「東武馬車道通り」と呼ばれています。昭和初期、この周辺に倉庫が数多くあり、荷物を運ぶ馬車が数多く行き交っていたことから名付けられました。
2022年8月8日、この通り沿いにうなぎ専門店がオープン。
お店の名前は「鰻八」。北隣にある「
鮨夜 八木澤」の姉妹店として誕生しました。
先日初めてお昼にふらりとお邪魔してきました。

「鰻八」の特徴は、国産養殖鰻を関西の地焼きで仕上げ食べさせてくれるとのこと。
関東は「蒸す」工程を入れることにより、柔らかくとろける食感を楽しみます。栃木県内の鰻屋さんの多くも関東流ですので、普段口にしない鰻と出会えそう。

カウンターのみ7席。
白を貴重としており清潔感ある室礼になっています。
店内に地下へと続く階段が。
地下にも同時オープンの姉妹店「
鳥八」というお店があるとのこと。
こちらは夜のみの営業で、飲み放題なども用意しているのだそうです。

お昼のメニューは、うな重の他に和牛丼や天丼も。
天丼は税込み1000円と嬉しい価格設定です。
この日は「活鰻重」4000円(税込)を注文させてもらいました。
メニューで特に目を引いたのは、「注文が入ってから、お客様の目の前で捌きます」という一文。
ますます楽しみが増えてきました。

私が座ったのは、店主の手元までよく見える席。
断りを入れてから、活うなぎの調理風景を写真に収めさせてもらいました。
この日の活うなぎは「愛知県産」。

うなぎの開き方は「背開き」。
「背開きしかやってこなかったので・・・」と店主。丁寧に包丁を入れていく。

うなぎが捌かれ、串を打つ。
関東では竹串ですが、関西では金串。

備長炭で焼いていきます。
蒸す工程を入れず、白焼きからタレに付け焼きを繰り返す。

活うなぎからうな重が完成するまで相当な時間を要するものと思ってましたが、待つこと15分足らず。
入店から食べ終わりお店を出るまで25分もかかりませんでした。

さきほどまで元気に動き回っていたのがウソのよう。
早速頂くことにしましょう。
もっちりとした弾力。炭の香りをまとったうなぎは食欲を誘います。
タレはサラリと程よい甘さ。お酒ともよく合いそう。

香の物と肝吸いも付いてきます。

脂が落ち淡白な味わいかも・・・と思いきや、先程まで生きていただけあって味わいが濃くペロリと。
寒くなる10月からは「おでん」も出したいと店主。やりたいことがたくさんあるようです。(2022/9から新店長就任予定とか)
○「鰻八」住所:宇都宮市 江野町 6-6 井上ビル 1F
電話番号:028-611-1649
定休日:水曜日、不定休あり
営業時間:12時~14時(L.O)、17時~23時(L.O)
食べログHP
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