コロナ禍によって世界は大きく変わりました。
但し悪いことばかりじゃなく、嬉しい変化も。
夜しか営業していなかったお店が昼間から開けてくれるお店が増えたこと。
JR宇都宮駅西口近くにある「國酒の仕業」も、その中の一軒。
大谷石の石蔵を改装したお店で、山形の郷土料理と全国の日本酒を楽しめるお店です。

13時から16時「
國酒の定食屋さん」と銘打って、昼の営業を行っています。
(「ランチ営業」のノボリなど無いので、営業しているか判別に苦しむかも。その時は事前にお店に電話して確認ください)
栃木県内で採れた新鮮野菜を農家さんから直送して貰い、化学調味料をほぼ使用せず薄味仕立ての料理が揃う定食は評判で、税込み1500円。少しお昼時間から営業時間をズラしているのは、時間に迫られながらの食事ではなくのんびり食事を楽しんでほしいという店主の想いから。
扉を開けると而今や十四代などプレミアムなお酒がお出迎え。
そう、この日は食事ではなく昼飲みを楽しもうと車をおいて伺いました。

ここだけは別天地。
蔵の中ということで、外の暑さが嘘のよう。

カウンターに腰掛け「昼飲み」だと告げると、お通し代わりの下野市のクラフトビールを。
喉越し爽快、歩いてかいた汗が一気に引いていきます。

最初の一杯は女将さん特製、期間限定の日本酒サワー。
甘めの日本酒にガスを注入、生のパッションフルーツを組み合わせたもの。
お酒が弱い人でも喜んで飲める、爽やかな一杯に仕上がっていました。

「クランベリーバター」
こちらも爽やか。お酒の肴にもバッチリ!!

軽くお酒の肴を出してもらいました。
「キュウリと豆乳の冷製スープ」「ゆいのたまごを使ったサラダ」「レタス、玉ねぎを練りこんだ肉団子 トマト煮込み」
そして山形のさくらんぼ「紅秀峰」。「佐藤錦」と「天香錦」を交配して作られた品種のさくらんぼ、大粒で甘みも強い!
これらは定食で登場する料理のほんの一部。
この日はお昼を済ませていたので、ちょうどいいボリュームです。

「生のきくらげ」は辛子をつけて。

この日は三種類の日本酒を頂きました。
まずは先日、火災で酒蔵二棟が焼失してしまった結城市・結城酒造の「結 特別純米酒」。
飲むことによって少しでも支援につながれば・・・。

「新政 PRIVATE LAB EXTREME 2022 涅槃龜(にるがめ)99%」と「新政 PRIVATE LAB EXTREME 2022 涅槃龜(にるがめ)90%」
精米歩合が99%、90%のお酒で、それぞれ1%、10%としか磨いていない「ほぼ玄米)状態のお酒。
磨いたほうが美味しくなるという概念がありましたが・・・。
雑味がなく綺麗な味わい、甘さの中に酸味が光り非常に飲みやすい。
美味しく飲めて気に入りました。

最後の一杯は創業150周年を記念して作られた「惣誉 150周年記念 特別純米」
ラベルは昭和の終わり頃まで実際に使われていたものの復刻版。
昼間のお酒は深酒せず、このへんで終了。
女将さんとも会話を楽しめ、充実した時間を過ごすことができました。
○「國酒の仕業」住所:宇都宮市大通り5-2-8
電話番号:028-612-4992
定休日:日曜日
営業時間:18時~24時
公式インスタグラム、
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公式フェイスブック--------------------------------
〇「國酒の定食屋さん」定休日:日曜日
(公式インスタグラムなどを参照ください)
営業時間:13時~16時
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