「食べて、暑さに打ち勝つ!!」
まず最初に浮かんでくるのは「うなぎ」。
うなぎの名店で、エネルギーチャージいたしましょう。
2022年の土用の丑の日は7月23日(土)と8月4日(木)。
その前後に何軒かの宇都宮市内にある鰻の専門店に伺わせて貰いました。
第二弾は「味の店・活うなぎ 寿し龍」です。
簗瀬小学校南側にある創業半世紀以上の老舗店。
2021年10月からは寿司を辞め、評判のうなぎ一本に絞って営業しています。
宇都宮市内で珍しく、面前で活うなぎを捌くところから観せてくれます。
前回はたまたま前日に活うなぎが全て出てしまい、保存していた串に刺さった状態のものを焼いてもらいました。
申し訳無さそうに謝れていましたが、美味しいうなぎで大満足。
次回は事前予約をして、是非捌くところから立ち会わせて頂こうとチャンスを伺っていました。

はやくも再訪の機会到来。
知人が事前予約をし、一緒に「寿し龍のうなぎ」を楽しむ機会を作ってくれたんです。ありがとうございました。
店内に入ると、ちょうどご主人が生きたうなぎを厨房に運び入れる場面に遭遇。期待で胸が高まります。
暴れないよう、氷で冷やし動きを緩慢にしている様子でした。
使うのは一色産の活うなぎ。
現在は「活うなぎ うな重」4000円(税込)

うなぎを捌く様子を見ることが出来るカウンターに。
目打ちでうなぎの頭をまな板の端に打ち付け、一気に開いていきます。

一連の動きは鮮やか!!
さっきまで生きていたのが嘘のよう。

おちょこが運ばれてきて・・・。
その中にはまだドックンドックンと動いている「うなぎの心臓」が。

おちょこに日本酒を入れ、それを一気に飲み干します。
お酒のせいか、うなぎのせいか、体の中からグーと熱いものがこみ上げてくる!!
10歳くらい若返ったかな?この夏乗り切る最強の精力剤になりました。

開いたうなぎに串を指していく様子も美しい。
動きに無駄がなく、熟練の業を目の当たりにさせてもらいました。

ここから一度焼き、蒸し、再度焼く。
時間がかかるので、お酒の肴を頂きながら待つことにしましょう。
「鰻の肝の煮物」

「卵焼き」

ついにお重が運ばれてきました。
お重の蓋を開けましょう!!

お重に詰め込まれているうなぎは大きく、盛り上がっている。
一口食べてみると、ふんわり柔らか、口の中でとろけていきます。
味はさっぱり、脂もしつこくなくまさに夏のうなぎ。軽快に頂けました。

捌いたばかりの肝が入った肝吸いはコリコリ。

香の物も美味しく・・。

あっという間に食べきりご馳走様。
元気なうなぎを頂き、足取り軽くお店を後にしました。
(客席が少ないので、事前予約をしてから伺うのをオススメします)
○「味の店・活うなぎ 寿し龍」住所:宇都宮市簗瀬1-32-2
電話番号:028-634-4841
定休日:木曜日(祝日の場合は営業)
営業時間:11時~14時、17時~21時30分(品切れ次第終了)
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