千葉県の南東部に位置する「勝浦市」。
古くから漁師町として栄え、カツオ漁で有名な勝浦漁港は千葉県で第二位の漁獲量を誇っています。(一位は銚子漁港)
漁師さん達が「冷えた体があたたまる」と、独自に誕生・進化したタンタンメンが大評判。
現在では「
勝浦タンタンメン」と呼ばれるようになり、東京からも多くの人が押し寄せるようになっています。

そんな「勝浦式タンタンメン」が食べられるお店が、2022年5月1日ユニオン通りにオープンしました。
お店の名前は「こぶた家」。
なんとも可愛らしい名前のお店で、店員さんが着ているTシャッツには「こぶた」のイラストが描かれています。

お店の外観はスタイリッシュ。
元々はリストランテとして設計施工された店舗、女性ひとりでカフェにでも入る気分で入れそう。

白を基調とした綺麗な店内。
カウンター席がすりガラスを挟んで二列あり、周りを気にせず集中して食べることが出来ます。

テーブル席もあり、フレンチやイタリアンが出てきそうな雰囲気があります。

ピクルスや洋菓子が並べられていた棚には漫画がびっちり。間接照明で照らされています。
「どうぞお好きに読んでください」と置かれている模様。

と、前置きが長くなりましたが、「勝浦式タンタンメン」を頂くことにしましょう。
メニューは大きく貼り出され、「タンタンメン」「豆乳タンタンメン」とも税込み780円。
千円を超えることも多くなった昨今のラーメン界では、良心的な価格設定がされています。

今回は「タンタンメン」780円
トッピングに「ニラまし」50円、「温泉たまご」100円を追加。
辛さは無料で選べ、人気の「1辛」でお願いしました。
ピッチャーにたっぷりの冷茶が運ばれ、待つことしばし。

お膳に乗って運ばれてきました。
美味しそう~!!

「ニラまし」のお陰で、表面の半分はニラに埋め尽くされている!
ニラはビタミン、ミネラル、食物繊維豊富。疲労回復、滋養強壮、免疫力も高めてくれる!!
ちなみに栃木県はニラの収穫量全国二位(一位は高知県)、今が旬の食材です。

温泉たまごも美しく泳いでいるのが見て取れました。

まずはスープを一口。
まろやかな飲み心地かと思いきや、ピリリと辛さが光る。私には「1辛」で十分辛く、ジワーと額に汗が。
これ以上の辛さは、辛味マニアの方々に譲ります。

表面はつるりなめから、噛むともっちり中太の縮れ麺。
スープが良く絡み、勢いよくすするとむせますので要注意。

麺をある程度食べ終えたら、穴あきレンゲで具材を頂こう。
タンタンメンの楽しみ第二章が始まります。
ニラやもやし、玉ねぎのシャキシャキとした甘み、ひき肉のむっちり旨味を堪能し尽くす。旨し!!
第三章は少し冷えたスープをゴクリ。プハー!!いい汗かいた!!

気温の変化に体が追いつけず、怠さが残っていましたが・・・、見事に一掃。元気が湧いてきた。
シャッツの長袖を捲し上げ、ユニオン通りを足取り軽く帰路につきました。

定休日や営業時間など、伺った日時点では「未定」。
一、二週間、お客さんの動向を見て決めるとのことです。
○「勝浦式タンタンメン こぶた家」住所:宇都宮市伝馬町2-23
電話番号:不明
定休日:火曜日
営業時間:11時30分~15時(L.O)、17時~23時(L.O)
公式インスタグラム
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