高校時代の親友S君から、久しぶりの電話。
「明日会社休みだよね。一緒に高校野球見に行かない?」とのお誘いが。
実は一人でも行ってみようと思っていたカード。喜んで一つ返事で快諾しました。
そのカードとは、「作新学院VS宇都宮高校」。
9時からの試合開始に備え、8時20分には栃木県総合運動公園内の県営球場へ。
私が高校野球を観戦するのは、現役高校生時代以来30年近くぶり。

チケットを購入して、いざ母校側の三塁スタンドに。

地元とちぎテレビでは生放送する模様。
両校とも歴史あるチームですので、テレビで観戦する人も多そう。

ついに試合開始です。
在校時代の担任S先生や、先輩のIさん、同級生のS君とも合流。久しぶりの高校野球生観戦に胸が躍ります。

作新学院は11年夏は甲子園ベスト4、12年春は甲子園2回戦で敗戦しましたが、栃木県内ではまさに横綱!!
それも2回戦、3回戦とも貫禄のコールド勝ち。
どこまで善戦できるか・・・。実際始まるときには、コールド負けさえ覚悟していました。
それが・・・・
手に汗握る接戦。
さい先良く1回表に宇高が1点取ると、すかさず作新も同点に追いつき・・・。
毎回ピッチャーを代えてしのぐ野球を貫く宇高に対し、1点・1点加算する作新。
その後宇高のエース・稲葉選手が登場した後は・・・
全力で投げ、

全力で打つ。0点の均衡がつづきます。
高校野球独特の緊張感・・・。
こんな展開の試合になるとは、思いもしませんでした。鳥肌さえ立ってきました。
ついに今大会初、作新のエースが登板するまでに。
どちらも後がない戦い!!

宇高投手がストライクを取るだけでも大歓声。
応援団の下駄を掲げての応援はありませんでしたが、応援団&現役学生以上に部員父兄の応援が凄かったです。
作新学園の内野手のファインプレーが続き、あと一本というところで2対3で作新学院の勝利。

戦前2回全国大会に進出したことがある宇都宮高校ですが、戦後は0回。
まさに一番甲子園に近づいた瞬間を生で目撃できました。

試合終了後、スタンド裏で宇都宮高校の監督とすれ違いました。
「素晴らしい試合でした、お疲れ様でした」と声をかけることが出来ましたが、
涙する現役部員達には、かける言葉が見つからず・・・
今日は思いっきり泣いてください。明日からは次の難関、大学受験へ向けて頑張ってくださいね。
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2012/07/25 編集