ちょっと前までは非常に珍しかったベトナム料理店。
最近では新店が次々とオープンし、日本人にも馴染みの味になりつつあります。

約一年前の2021年4月2日、オリオン通りにオープンした「シンチャオ ベトナム ダイニング」。
「宇都宮フェスタ」近く、美好屋ビルの2階にお店があります。

細い階段の先には、明るく陽気なベトナムの空気が広がっていました。
実はこの階段の登るのは二度目。
オープン当日に偶然前を通り、入店を試みたものの満員御礼。それもベトナムの方と思われる人で埋め尽くされてました。改めて日本に在住しているベトナム人の多さにも驚かされた・・・という思い出が。

この日は日本人とベトナム人の比率は、2対3でベトナム人のほうが多いという感じ。
若いベトナムのスタッフさんが丁寧にサービスしてくれ、さほどアウェイ感を感じること無く過ごすことが出来ました。
月曜日~金曜日、平日の11時から15時までは「ランチメニュー」があり、お得なセットが用意されています。

今回はグランドメニューから、気になる料理をいくつか注文させて貰いました。
珍しい料理名に興味がそそられ、最初に注文したのが「うなぎのお粥」。どんな味わいなのか、興味津々。
しかしこの日は用意できないとのことで次期繰越。またの機会に頂きましょう。

そこで頼んだのは定番の「生春巻き」495円(税込)。
一品目は冒険せず王道メニュー。無難な選択をしてしまいました。
もっちりとしたライスペーパーの中には具がたっぷり。
癖があるものは入っておらずスイートチリソースに付けて美味しく頂きました。

そしてもう一品は「特別なブンボーフェ」1155円(税込)
フォーなら知っていますが、「ブンボーフェ」なるものがなんなのかわからない。
それもわざわざ「特別の」と書かれているのが、私の好奇心を刺激しました。
あとで調べたところ、「ブン」はビーフン、「ボー」は牛を意味し、「フエ」はベトナム中部の都市の名。
つまりフエを代表する麺で、日本では「フエの牛肉麺」或いは“フエの牛肉うどん”と呼ばれているとのこと。

そんな事をいざ知らず、早速頂くことにしましょう。
「パクチーは大丈夫ですか?」と聞かれ、ばっちり入れてもらいました。

「特別な」とネーミングされているだけあって、「謎肉」がたくさん!!
数種類盛られており、何が何だか・・・。(笑

軟骨が入ったつくねのようなもの、赤黒いゼラチン状のもの・・・
などなど、食べてみれば普通に美味しいのですが、なんの肉かは謎!

スープを一口。
パクチーの香り立つスープ、旨甘く後味にピリッと辛い。
独特の味わいで、クセになる美味しさです。

麺はツルリなめらか。
気持ちよく入っていきます。
海外旅行が難しい日々が続いてますが、身近なところでベトナム気分を味わえました。

あれほどインパクトが有ったスープも後半ではもっと刺激が欲しくなって・・・。
備え付けの謎の調味料を投入しようかと思案するも、今回はパス。
次回はもう少し冒険してみます。
○「シンチャオ ベトナム ダイニング」住所:宇都宮市曲師町3-13 美好屋ビル2F
電話番号:080-7820-1229
定休日:不定休
営業時間:10時~22時30分
公式フェイスブック、
栃ナビHP
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