鰻料理で有名な「川蝉」。
宇都宮記念病院近くにお店を構えています。
以前はふらりと訪れても入店することが出来ましたが・・・。
評判が評判を呼び、多くのお客さんが押し寄せる大人気店になっています。
やっと念願かなって、七年ぶりに伺うことが出来ました。

今回予約をしていただいたのは、「川蝉」の常連Mさん。
Mさん曰く、裏メニューとも言える要予約の料理があるのだそうです。
それをいただこうと、美食家のみなさんが集まりました。
今回使わせて貰ったのは二階の個室。

すでにテーブルの上には鍋が設置されており、準備が整っている様子。
この鍋の形に見覚えあり・・・。そう今回は川蝉で「すっぽん料理」をいただこうという趣旨。

コースではなく、事前に予約を済ませていた単品料理が提供されました。
先付けの「せりの胡麻和え」からスタート。

店主おすすめの日本酒を解説付きでテーブルの上に。
今回はグラスではなく、四合瓶単位で。ついつい美味しくて飲み過ぎてしまいました。

日本酒に合わせるように。早速「肝焼き」。
苦味が少なく、ムチムチ食感を堪能させて貰いました。

「う巻き」
うなぎを巻いた卵焼き。ふわふわで、見た目も美しい!!

「白焼き」
前半はお酒にも合う鰻料理を堪能させてもらいました。
蒸して焼いた白焼きに、わさびや山椒で頂く。お酒が進みます。

鍋の蓋が開けられ、すっぽんとご対面。
焼きネギとすっぽんのみが鍋の中に・・・。スープは水と日本酒のみとのこと。

下からすっぽんの甲羅も登場。
甲羅についたゼラチン状のお肉も旨いのだそうです。
今回使われたのはメスのすっぽん。卵も楽しめそう!!

すっぽん鍋を食べる前に、「すっぽんの肝」
とろける美味しさ、あっさりとした味付け。

「すっぽんの心臓と内臓」
甘辛く煮込まれ、変な癖もない。まさに珍味、貴重な酒の肴です。

いざ、すっぽん鍋を頂きましょう。
まずはスープを一口。なんという美味しさなんでしょう。口にしたことがない旨味に感激。

クドくなく、上品な美味しさに舌鼓。
黄色い丸いものがすっぽんの卵です。
夢中になって食べる食べる!!あれだけ入っていたお鍋が綺麗に食べきってました。

「水茄子」
まるでフルーツ。お口をサッパリと整えます。

「鯛の白子」
まったりとした旨味が口の中に広がります。

そしてメインの「すっぽんの雑炊」へ。
卵で閉じて完成です。

すっぽんのスープをたっぷり含んだ雑炊に舌鼓!
お腹に空きがあったら〆に「うな重」を・・・と話していましたが、もちろん食べられず。お腹いっぱいご馳走様。
幸せな一夜になりました。大変お世話になり、ありがとうございました。
○「川蝉」住所:宇都宮市大通り5-1-19
電話番号:028-625-5483
定休日:日曜日、祝日
営業時間:11時30分~13時30分、17時~21時30分(L.O21時)
(小学生以下のお子様のご来店をご遠慮頂いています)
栃ナビHP、
食べログHP
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