中京テレビ制作の「
オモウマい店」。
毎回個性豊かな飲食店店主が登場。店主の人柄が魅力的でついチャンネルを合わせてしまいます。
その走りとなる番組がかつてありました。
当時裏方だった料理人にスポットを当て、一躍スターに育て上げたテレビ番組といえば・・・。
テレビ東京の「浅草橋ヤング洋品店」。
「中華大戦争」と称し、周 富徳さんや周 富輝さんが大活躍。
そして「炎の料理人」として登場しさらに強烈なインパクトを与えてくれたのは、金 萬福さん。パワフルかつサービス精神旺盛なパフォーマンスで注目され、タレント活動もされていました。
御存知、金 萬福さんは広東料理の料理人として高く評価された方。
数々のホテルや中華の名店で料理長、総料理長を歴任されてきました。
そして2007年には、宇都宮東武ホテルグランデ2階にある「中国料理 竹園」の総料理長に就任。以来15年間宇都宮で活躍されてきました。(
就任当時、ホテル玄関口には写真付きの大きな看板が)

公式HPで、2022年2月28日に金 萬福さんが総料理長を退任。今後は東京を拠点に新たな活動を始める旨を発表。
地元の新聞などでも大きく取り上げられ、多くの人を驚かせました。(中国料理 竹園は3月以降も営業継続)

ということで、金萬福総料理長の味を記憶に留めておこうと、宇都宮東武ホテルグランデへ。
エスカレーターに乗って2階の「中国料理 竹園」へ。四年ぶりの訪問になりました。

入り口には15年前の就任当時から飾られている金萬福さんの写真。
若々しいお姿のまま、にこやかに微笑んでいます。

お得なランチは週替り。
税サ込で1100円からメニューが用意されています。
Aランチ1600円(税サ込)をチョイス。この週は、「海老の辛味炒め」。

ポットにたっぷり。
温かい中国茶を飲みながら待っていると・・・。

ご飯、スープ、付出し2品、漬物が運ばれてきた。

付出しは「棒々鶏」と

「中華風 茄子の煮浸し」

そして漬物「ザーサイ」で、ご飯が進む進む。
メインの「海老の辛味炒め」が来る前に、ご飯半膳食べてしまいました。

でもご安心を。
なんとご飯がたっぷり入った「おひつ」も運ばれていたんです。
まるで温泉旅館で食事をしている気分。久しぶりの光景に、テンションが上りました。

「海老の辛味炒め」
銀杏、ピーナッツもたっぷり入った炒めもの。ピリリと辛く、これまたご飯が進む一品。
プリプリ食感の海老も味わえ、満足満足。

食後にはサッパリとした「杏仁豆腐」を頂き、ご馳走様。
金 萬福さんに別れを惜しむように、続々とお客さんが来店されてきました。

東京で新たなチャレンジをしていくと新聞で語っていた金萬福さん。
旅立つ炎を料理人に、ホテルロビーに飾られた雛人形がエールを送っているようでした。
○「中国料理 竹園」住所:宇都宮市本町5-12 宇都宮東武ホテルグランデ2F
電話番号:028-643-2159
営業時間:11時30分~15時(L.O14時30分)、17時~21時30分(L.O21時)
公式HP、
栃ナビHP
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