「ジビエ」!!
寒い冬に備えて脂肪を体内にため込んだ鳥獣が美味しい季節がやってきました。
スーパーなどでそれらの肉は扱っておらず、家庭で口にできるのは稀。
宇都宮市内でも一部のレストランで頂けますが、ランチで出してくれるお店は貴重です。
街なか、みはし通りにある「ミハシカフェ」。
夜はもちろん、ランチでも「ジビエ料理」が楽しめるんです。
日本にいるのを忘れさせてくれるお洒落な佇まい。
今季初の「ジビエ」を頂こうと、お店に訪れました。

要予約のお店ではありませんが、満席で入れないのが常。
事前に電話予約をしてから伺うのをオススメします。
と書いておきながら、直近ふらりと立ち寄り満席で玄関口で諦めるということを繰り返していました。
なんとこの日、ダメ元で顔を出したら一席空いているではないですか!!

ランチは1650円(税込)
前菜、メイン料理、デザート、飲み物を選ぶことができます。(サラダは変更不可)
追加料金が必要な前菜、メイン料理があり、この日用意できる「ジビエ」は「山鳩」「キジ」「蝦夷鹿」の三種類。
日本では古く平安時代から食され、美味として有名な「キジ」をチョイス。非公式ですが日本の国鳥でもあります。

まずは前菜。
「本日のカルパッチョ」をチョイスし、この日は「ブリのカルパッチョ」。
大皿に美しく盛られての登場です。

ハーブなども加えられたサラダの下には、寒くなって脂が乗ってきた「ブリ」がたっぷり。
その下にはクスクスが敷かれ、一緒に口にすると様々な食感や味わいが交差。実に面白い!!
この一皿目から、他のお店では味わえない「ミハシカフェ」の世界に誘ってくれました。

バケットとともに、チーズが入ったオリーブオイル。
以前はおかわりOKでしたが、今はこの一つだけ。次の温野菜、そしてメインのソース救済用に取っておくのをオススメします。

すべてのランチオーダーについてくる「温野菜」。
ミハシカフェの名物料理の一つです。
ズッキーニやブロッコリー、カブに人参、ラデッシュ等々。トマトも入っています。
様々な野菜がこの一皿に。しっかり食感を残し、小気味よく美味しく頂けます。
温野菜なので身体に優しく、綺麗な味わいのスープも忘れずにどうぞ。

メイン料理、「キジとフォアグラとキャベツのブレゼ」+2200円
「ジビエ」を頂くたびに、食事とは命をいただくことだと再認識させてくれます。
濃厚なソースの中には、キジのもも肉、むね肉・・・。

ササミ、心臓、肝臓と残すことなく、様々な部位のお肉が。
それぞれ無二の味わいが詰まっていて、大切にそして美味しく頂いていきます。

フォアグラも入って、贅沢な一皿。
こちらも自宅の食卓には登場しない一品。久しぶりにフォアグラを堪能させて貰いました。

デザートは「ほろ苦焼きプリン」
予想以上の大きさ。でも美味しくて、ペロリと。

上質なチョコレートを頂いているような、ほんのり甘い「ホットコーヒー」を頂きご馳走様。
「今日のランチはキジ」だったと子供たちに話したら、さぞ驚くことでしょうね。
○「MIHASHI CAFE(ミハシカフェ)」住所:宇都宮市中央5-1-20
電話番号:028-635-0808
定休日:火曜日・第一・三月曜日
営業時間:11時~14時、18時~22時
栃ナビHP
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