東京駅から電車を乗り継ぎ向かった先は、静岡県伊東市。
久しぶりに海を眺めることが出来、自粛疲れが吹き飛ぶようでした。
この日の夜は、
二年半前にもお世話になった南伊東駅近くの「割烹 きよ仲」。
「金目鯛の煮物」や地元の食材を使った「天ぷら」が忘れられず、再び暖簾をくぐりました。
街の喧騒を離れ、松川の川沿いにある一軒家。
店の灯火が周囲を照らしています。

「ただいま」
暖簾をくぐった瞬間、思わず心のなかでつぶやいてました。
昭和22年創業。
芸者置屋から始まり、温泉旅館、そして割烹料理店に転業したのは昭和47年のこと。
歴史あるお店で、伊豆の山の幸、海の幸を堪能させて頂こう。

全国から取り寄せた食材が自宅で食べられる時代になりましたが、とれた地元だけで消費してしまうような食材がたくさんあるもので・・・。そんな食材をふんだんに使ったお料理が頂けました。これはまさに旅の醍醐味です。
静岡の銘酒「磯自慢」と共に、今宵の宴のスタートです。
前菜
「ばってら、わかさぎ南蛮漬、伊豆鮑酒蒸し」

お刺身
「やっぱたたたき、真鯛、カンパチ、鰤炙り、しめ鯖」
やっぱた・・・、聞いたことがない魚だ。調べると、「クロシビカマス」の東伊豆地方での呼び名。
初めて口にする魚の刺身に、感動です。

吸物
「はす餅、あしらい」

煮物
「地金目鯛 姿炊き」
前回も頂いた「金目鯛の姿炊き」。

お店の方に取り分けて頂き

地元の金目鯛に舌鼓。

蒸しもの
「茶碗蒸し、ズワイ天盛」

天ぷら
「活車海老、天城椎茸、伊豆ししとうなど」
軽やかに揚がった天ぷらに、一同歓喜の声を。

活車海老の天ぷらは二本。
頭の部分も揚げてもらい、車海老を満喫。

天ぷら
「穴子」
こちらも絶品な穴子の天ぷら。

食事
「小海老かき揚げ天丼」
味噌汁、香の物も添えて。

温かい緑茶とアイスでご馳走様。
ご一緒した皆さんにも喜んで頂き、嬉しい一夜になりました。
○「割烹 きよ仲」住所:伊東市岡75-33
電話番号:0557-36-0338
定休日:水曜日、不定休あり(予約をオススメします)
営業時間:11時30分~14時30分、17時~21時
公式HP、
ホットペッパーHP
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