「sognatore(ソンニャ トーレ)」
イタリア語で、「夢想家」を意味する言葉。
2021年11月6日栃木県庁そば、八幡山公園前通り沿いに「イタリア料理 ソンニャ トーレ」がオープン。

ここは以前「
パッキア・ディ・マーレ」というイタリアンがあった店舗。
日が沈み、闇に染まった路地を温かな明かりで灯してくれています。

現在は、18時~21時は完全予約のコース料理のみ。
6千円は5皿のハーフコース、一万円は8皿のフルコース。一階カウンター席(最大4~5名)のみ。
21時以降は予約なしでも利用でき、グラスワイン750円~、料理はアラカルトで一皿500円~。
土日のみ昼間も営業し、1500円のランチメニュー並びに昼飲みができるアラカルトも提供してくれます。
12月以降には、2階席も開放し最大10名様までの貸し切りでの利用も予定しているとのことです。

当日昼間に電話予約して、ひとりで夜伺いました。
カウンター越しにシェフと会話を楽しみながらの「シェフズテーブル」。贅沢な充実した時間を過ごさせて貰いました。
なにせ目の前にいらっしゃるのは、宇都宮のイタリアンを牽引してきた超有名シェフ。
料理教室も積極的に開催し、シェフの料理を学びに多くの奥様方が集まっていると耳にしてました。
しばらく東京で活躍し、久しぶりに宇都宮の表舞台に戻ってこられました。
フレンチ、イタリアンを経験してきたシェフの手間ひまかけた料理を堪能させて貰いましょう~。
今回は料理1万円(税込)のコース。
手軽に飲める白ワインをボトルで貰い、料理のお供に。

アミューズ「切りたてスペイン産生ハム、
群馬県川場村のストラッキーノ、揚げパン」
生ハムとチーズの組み合わせは鉄板!!
ほのかな塩気が胃を戦闘モードへと変えてくれました。

自家製フォカッチャ
甘くないカステラのようなフォカッチャ。これが実に美味しい~。
これだけで、ワインが進んでしまいます。

トスカーナ地方、冬の定番料理「リボリータ」
ここでホッとさせてくれる一品。野菜をコトコト煮込んだもので、栃木の名産「干瓢」も入っているとか。
地産地消、栃木の農産物を随所に取り込んでいます。

「天然インドマグロのカルパッチョ」
「マグロやカツオは厚切りじゃないと美味しくない!」とシェフ。ガツンとマグロ本来の味わいが楽しめます。
自家製のポッタルガ(イタリアのからすみの一種)が振りかけられ、黒ごまのパンチが効いたソースが良く合います。

「牛ホホ肉と大根の赤ワイン煮込み」
白飯と一緒に食べたい!!という一品。
宇都宮市新里町の大根と牛ホホ肉とのコンビネーション。モー、たまりません。

ここから二皿、パスタが続きます。
「タリアテッレ チーズとトリュフ」
目の前で「グラナ・パダーノ」と「トリュフ」を削りかけていきます。
シンプルにトリュフの香り、チーズの旨味を味わえます。

「リガトーニ あさりソースと紫蘇のソース」
太い筒状のショートパスタ「リガトーニ」。ムチッとした食感が楽しく、ソースを絡ませて頂きます。

「A5 和牛もも肉のグリル 新里町の里芋の味噌焼き」
ソミュール液に漬け込み、柔らかくさせた和牛の内もも肉。
味が濃く、噛むほどの旨味が溢れてきます。
宇都宮市新里町の里芋が添えられ、食べごたえも十分。

「鹿沼の柚子のグラニテ」
ここでクールダウン。胃が戦闘モードからリラックスモードへ。

小菓子「かりんとう」と「メレンゲ」

「カモミール」
小菓子を頂きながら寛ぎ気分でお茶を楽しむ・・・。
生き生きとした表情で「料理が楽しい」と語るシェフ。今のスタイルの仕事が実に楽しそうに映りました。
ベテランの技で、宇都宮のイタリアンに新しい風を吹き込んでくださいね。
またお邪魔させていただきます。
○「イタリア料理 ソンニャ トーレ」住所:宇都宮市塙田2-5-3
電話番号:028-612-6309
定休日:月曜、火曜日(年末年始休暇 2021/12/31~2022/1/4)
営業時間:18時~24時(L.O23時)、土日のみ12時~14時30分(L.O14時)、18時~24時(L.O23時)
栃ナビHP
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