栃木県に出された緊急事態宣言が解除され、少しずつ以前の生活が戻ってきました。
この日はお祝いの席。
コロナ禍ではお祝いも憚れるような状況でしたので、無事に開催できて一安心。
瑞穂野団地内にある昭和14年創業の老舗店、「寿司割烹 喜多八」で開かせて貰いました。

お祝いと言うことで、ひとり一万円の「おまかせ料理」を予約。
素晴らしい料理が次々と登場、秋の味覚を満喫させて貰いました。
まずは生ビールで乾杯。外で飲むビールは格段にうまい!!
田酒にスイッチし、華やかで旨味溢れるお米の雫を堪能し宴がスタートしました。
先付「自家製 胡麻豆冨」
もっちりとした食感、爽やかで繊細な旨味で舌の感度を呼び覚ます。

土瓶蒸し「淡路活鱧 岩手産松茸 車海老 もみじ麩 銀杏 みつ葉」
今年初の土瓶蒸し。ここで田酒から食中酒にスイッチし、松茸の香りを存分に楽しむことに全集中。

松茸に鱧と車海老。思わず表情が緩みます。

お造り「羅臼天然鰤 活赤貝 車海老おどり」
さすが、お寿司屋さんの刺身は格別。
冬ほどではありませんが、ほんのり脂がのった鰤は日本酒に実によく合う。
車海老はまだ生きており、プルっと尻尾を、パクっと口を動かし新鮮さをアッピール。
家では絶対食べらえない新鮮刺身に舌鼓。

車海老の頭は食べずに一旦厨房へ。
焼いてもらい再登場。兜の部分は外し頭からガブリ。パリッと軽快な足と、ジューシーなミソの競演。最高です。

煮物「活鮑酒蒸し 肝ソース」
みなさん大絶賛。鮑の柔らかさ、美味しさに歓喜の声が響きました。

鮑の肝で作った特製ソースも驚きの美味しさ。
バケットにつけて食べたら止まらなくなるでしょうね~。

焼物「岩手産松茸 舞茸 銀杏 炭火焼き 大分産かぼす」
贅沢にも、これが一人前。松茸は手で割き炭火で焼いていきます。

内蔵されていた松茸エキスが蒸気と共にゆっくりと舞う。
カメラのレンズが曇り、視覚的にもいい状態の松茸だと認識させてくれました。

焼物「長崎 のどぐろ塩焼」
熱々、ふわふわ、余計な脂が落ち実に美味しく仕上がってる。
この一皿あれば、ご飯二、三膳軽々と平らげてしまうに違いない。

ついにお寿司の登場です。
使う車海老や本鮪、生雲丹などを披露後に厨房へ。
蒸したての車海老で寿司を握ってくれるようで、なんという贅沢!!

寿司「天然本鮪 あおりいか 車海老 コハダ」
すでにお腹いっぱいだったのに、食べ始めたらスイスイと入っていきます。

「対馬の穴子 生雲丹・いくら」
濃厚な旨味の寿司を平らげご馳走様でした。

汁「真鯛のアラ汁」
寿司と共にあら汁をゴクリと。ふ~、満足満足。

甘味「和栗のモンブラン」
ここで終わらないのが「喜多八」さん。女将さんが作るデザートが絶品なんです。
今回のモンブランはなんと大将と女将さんとの合作。手間と愛情が籠ってました。

この日頂いた日本酒はこちらの五本。
田酒以外は名脇役として、料理を引き立ててくれました。
何から何まで段取りをしてくれた名幹事Nさん、貸し切りにして真心こめた料理を提供してくれた喜多八さん。
そしてSさん、おめでとうございます。ますますのご活躍をお祈りしています。
○「寿司割烹 喜多八」住所:宇都宮市瑞穂1-19-10
電話番号:028-656-4611
定休日:水曜日
営業時間:11時30分~14時(L.O13時30分)、17時30分~22時(L.O21時30分)
公式HP、
公式フェイスブック、
マスターのブログ、
若女将のブログ、
栃ナビHP
- 関連記事
-