オリオン通りにある創業60年超の老舗ベビーショップ「カネヤ」。
お店の二階にアルコールも楽しめるカフェをオープンさせたと耳にしたのは2013年のこと。
6月15日で八周年を迎えた「Kitchen KANEYA」。先日初めて伺うことが出来ました。
玄関口にはベビーショップカネヤの看板が今でも飾られています。

ベビーショップがあった1階は現在知人に貸し、ラーメン店がオープン。
テラス席が設置され、賑わいを演出していました。

ラーメン店には申し訳ないけど、今日の目的地は「Kitchen KANEYA」。
小さな入口から店内に入りましょう~。

奥に階段。
ゆっくり歩を進め、二階の店舗へ。

南北に長い店舗に、ゆったりと席が配置されています。
テーブルにはボードが立てかけられ、感染予防対策もバッチリ。
窓から外を眺めてみると、オリオン通りを歩く人達が。
緊急事態宣言中の平日とあって人通りもまばら。若い人が目立ちました。

ランチは税込み千円が主。
プチ前菜、サラダ、黒米ご飯、お味噌汁、ドリンクバーが付いています。
また+390円でデザートも付けることも。
早速SNSで評判の「ロールキャベツ」を注文しようと店員さんを呼んだ瞬間・・・。
「モロ」という単語が目に飛び込んで来た!!
ある年齢以上の栃木県民なら知らない人がいない、まさにソウルフード的存在の「モロ」。
子供の頃母に買っておいでと言われ、喜び勇んで魚屋さんに向かったのを今でも記憶に残っています。
肉や鮮魚など口に出来なかった時代。骨が無く甘塩っぱく味付けされた「モロ」は大好物でした。

瞬時に注文変更、「モロのフライ&タルタルソース」1000円(税込)をお願いしました。
ドリンクバーの「アセロラ」を頂きながら、料理が来るのを待ちましょう~。

プチ前菜は三種盛り。
明太子入りポテサラ、厚揚げの煮物、ナスの煮物。
二杯目の「ジャスミン茶」と共に頂きます。

「
うつのみや地産地消推進店」に登録されており、食材の多くは地場のものを使っているとのこと。
店主の伯父さんが栽培した野菜も使われているのだそうです。

「モロのフライ&タルタルソース」が、「サラダ」を添えてワンプレートで登場です。
まるでとんかつのようなビジュアル。タルタルソースもたっぷり~。

もっちりとした「黒米ご飯」はおかわりOK。
家庭的な優しい味わいのお味噌汁も付いています。

白沢街道にある評判の魚屋さん「魚兼(うおかね)」さんから仕入れた「モロ」。
かつて流通に時間がかかり、鮮魚が手に入りずらかった栃木県。体内に尿素を含んだ鮫は腐敗が遅く、ネズミザメなどの「鮫」肉が広く流通していたんです。
食感が柔らかくクセも無い白身のお肉。サクッと軽快にいただけますので、食べたことが無い人は是非どうぞ。

ドリンクバーでホットコーヒーを頂き、食後のブレイクタイム。

+390円でデザートも付けさせて貰いました。
「コトコト煮ました♪ 小豆のせアイス」。
プリッと薄皮に包まれた小豆。
一粒一粒が生き生きと輝いている。甘さもイイ塩梅で、癒される美味しさです。
ほっこり、優しい気持ちになった素敵なランチタイムでした。

テイクアウトのお弁当も販売しています。
お問い合わせをどうぞ。
○「Kitchen KANEYA」住所:宇都宮市曲師町5-2 2F
電話番号:028-634-3838
定休日:火曜日、第一水曜日(感染予防のため当面の間、火曜、水曜日)
営業時間:11時30分~15時(L.O14時30分)、18時~22時(L.O21時30分)、時短要請を受け20時閉店
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