親元を離れ大海に飛び込んだ若人。経験を重ね技能を磨き、生まれ育った地に帰郷。
一度離れたからこそ見えた故郷の魅力が、ギュッと詰まった素敵なお店が誕生しました。
7月21日、日光市にオープンした「ジルエット」。
メイン通りの日光街道沿い、
日光郷土センター近くに誕生したフランス料理のお店です。

お店専用の駐車場もあるようですが、日光郷土センター周辺にある市営駐車場に車を止めました。
日光駅から神橋方面までの歩道が拡幅工事進行中で、生まれ変わった綺麗な街なかを散策させて貰いました。

シェフの実家は道路向かいにある「
グルメやまなか」。
テレビ東京「アド街ック天国」でも取り上げられた自家製ハムとソーセージのお店。
日光街道の拡幅工事に伴い、現在解体工事が進んでいます。

店名の「ジルエット」とは、日本語に訳すと「風見鶏」。
二日連続で「
風見鶏」との店名を掲げたお店を紹介して参りましょう~。

アド街ック天国で触れられていましたが、シェフはフランスの2つ星レストランなどで研鑽を重ねてきたと。
「グルメやまなか」でもフレンチ惣菜を販売していたので、すでに地元の方にはお味の方も折り紙付き。
連日多くのお客様が来店されているようで、私がお邪魔した日もランチは予約で満席。事前予約をオススメします。

ランチは1500円(すべて税込)から。
今回はメニューB2000円+デザート300円=2300円(税込)のランチを頂きました。
メインは「魚料理」をチョイス。「ヤマメのコンフィ」、美味しそう~。

案内された席には、小さな花が飾られ・・・。
パン置きは、宇都宮市の
大谷石のプレート。箸置きは、
鹿沼組子。

そして絵皿は、日光彫。
シェフが絵柄をデザインされたとのことでした。

まずはスープ、「
鹿沼市和久井農園のとうもろこし、冷製スープ」
夏の太陽をたっぷり浴びたとうもろこしは、濃厚な甘さ。
サラリ軽快に仕上げられ、のど越しも爽やか。

「前菜盛り合わせ」
フランス料理を代表する前菜達が総出演。
味の輪郭がハッキリしており、ボケたところは皆無。ワインに良く合いそうな料理ばかり。
この前菜だけで、二~三杯グラスを空けてしまいそう~。
クスクス、人参のラペ、あさのポークのリエット、パテドカンパーニュ、ラタトゥイユ、紫キャベツ・キノコ・コリンキーのマリネ、そしてサラダ。

「沖縄県、
yokodaパン工房のバケット」
シェフの友人が営む、沖縄の人気パン屋さんから直送されたバケットは、おかわりOK。

メインの魚料理「
足尾、神山水産のヤマメのコンフィ」
日光あおぞら農園の夏野菜に包まれるように泳ぐヤマメ。
彩りが美しく、日光の清流が思い浮かんだ一皿。

フォークを入れると紅色の美しい身が姿を現した。
ふんわり柔らか、甘みを感じドキッと。感動する美味しさです。

+300円で追加したデザートは「バスク風チーズケーキ」
夏場でも美味しく感じるスッキリとした甘さ。
栃木の夏苺「なつおとめ」に蜂蜜のアイスが添えられていました。

県の時短要請を受け、8月31日までの夜の営業は17時30分~20時。(お酒の提供は19時まで)
2021年のお盆休みは取得の予定が無く、通常営業をされるとのこと。
次回は是非ディナータイムに伺い、ワインと共にシェフの料理を堪能したいものです。
○「ジルエット」住所:日光市下鉢石町956
電話番号:0288-25-5001
定休日:月曜日、不定休あり(詳細は下記の公式インスタグラウを参照下さい)
営業時間:11時30分~14時(L.O13時)、18時~22時(L.O21時)
公式インスタグラム
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