佐野といえば、「佐野ラーメン」や「いもフライ」。
その他にご当地グルメが数多くあり、明治十年(1877年)創業の「ふみきりすし」も忘れちゃいけません。
「
道の駅どまんなか たぬま」や「
道の駅みかも」でも買うことが出来ますが、今回は初めてお店に伺うことにしました。(道の駅では早々に売り切れてしまうことも。)

お店は佐野駅のすぐ近く。
店名通り、JR両毛線の踏切が目の前に。お店の前と、線路沿いに何台分の駐車場が用意されています。
創業当時は初代店主の名前から「矢島寿司」と名乗っていたようですが、明治二十一年(1888年)に両毛鉄道が開通し佐野駅が誕生。目の前に踏切があることから「踏切そばのお寿司屋さん」と呼ばれるようになり、のちに正式に「ふみきりすし」と屋号を変更されたとのこと。

店内にテーブルや椅子も用意されていますが、現在はテイクアウト専門。
持ち帰りたい寿司詰めの番号を告げ、出来上がるのを待つスタイル。

寿司というと生寿司が思い浮かびますが、ここは昔ながらの「いなり」「のり巻き」「玉子」のみ。
まもなく創業して150年。佐野市を代表する寿司店であり続けています。
一人前は450円~990円(すべて税込)。
組み合わせによって、値段が変わります。

この日は久々に家族で食卓を囲みました。
「
ピザ」と共に食卓を飾ろうと、いくつか買って自宅に。

「盛り合わせ8番」700円(税込)
俵いなりや角いなりの甘じょっぱさは、おやつとしても最適。
ギュッと詰め込まれた酢飯はモチっとした弾力、程よい酸味で食べ飽きない。
伊達巻、太巻、かっぱ巻、かんぴょう巻と役者揃い。

「ノリアゲ寿司」500円(税込)
こちらはなんとワンコイン。
ちょっとした手土産にも最適。
マグロやイカなどの生寿司に慣れ親しんでいる子供達には、地味な寿司ばかりで手が伸びないと思ってました。
意外や意外、子供達にも大好評。「ピザ」にも負けない人気でした。

「押玉子8個入」720円(税込)
長女は「押玉子」が気に入り、夢中になって食べていました。
シンプルだからこそ伝わる美味しさ。
長年愛されてきた理由が伝わってきました。
○「ふみきりすし」住所:佐野市若松町634
電話番号:0283-22-0603
定休日:水曜日
営業時間:8時~18時(なくなり次第終了)
公式HP、
栃ナビHP、
ぐるなびHP
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