立派な木々に囲まれた一軒家。
1月で十周年を迎えた「クーリ・ルージュ」。
新里街道沿い、ろまんちっく村入口そばにあるフレンチのお店です。
オープン早々伺った時の写真と比べると、十年という時の重さを感じさせてくれます。

緊急事態宣言中と言うことで、十周年の記念行事が行えなかったとシェフ。
山小屋のような室内。十年間という長い年月で深みが増し、さらに異国情緒が高まりました。
但しテーブルの上には、ビニールシート。
気兼ねなく食事を楽しめる日が早く来るのを祈るしかありません。

視線を一転、窓の外に移すと・・・。
まるで人里離れた遠き場所に旅してきた気分。
ここは街なかにある宇都宮市役所から約9キロ。車で二十分ほどで来られる場所にあります。

「メニューA」2985円(税込)をお願いしました。
前菜盛り合わせ、パスタ、メイン、デザート、ドリンクが付いています。

まずは「前菜盛り合わせ」。
自家製ノンオイル黒胡麻のドレッシングがたっぷりかけられたサラダを中心に、大皿にぐるりと前菜が並びます。
「キュウリのヨーグルト和え」「カボチャのサラダ」「タコのマリネ 大葉のソース」「サワラの燻製」「キャロットラペ」「スパニッシュオムレツ」「フランス産サラミ」。車で無ければ、ゆっくりと時間をかけワインと共に頂きたい料理ばかり。
ここで朗報。
2021年6月30日から、宇都宮市内の路線バス運賃1回につき上限が400円になる制度が始まります。(
宇都宮市役所HP)
土日祝日をふくむ毎日午前9時~午後4時、
地域連携ICカード「totora」や「Suiva」、「PASMO」などの交通系ICカードを利用した場合が対象。「宇都宮駅西口」から「ろまんちっく村」までの大人運賃は650円ですので、上限制度のお陰で400円になります。これで車を置いてバスで伺い易くなりますね。

この日はワインを諦め、セットで付いてくる「自家製パン」を頂きながら前菜を。
バケットとゴマパンの二種類。

パスタはオリジナル「深煎り焙煎玄米粉」で作った「黒麺のパスタ」。
この日は「アスパラガスと自家製ベーコンのパスタ」

モッチリとした弾力、玄米の香りが芳ばしい。
自家製ベーコンの脂の旨味が麺と絡み合い、つるりと口の中に入っていきます。
瑞々しいアスパラガスはイイ箸休め。一旦口をニュートラルにして、再度がっつかせて貰いました。

メインは「豚スネ肉の煮込み ポトフ仕立て」をチョイス。
グツグツと音を立てながら、熱々状態での登場です。
暑い日に冷房が効いた室内で、ハフハフしながら熱々料理を頂く。
凄く贅沢な気分~。体の中が温まり、細胞が活性化されていくようです。
トロトロになった脂に柔らかい肉。たっぷりマスタードを付けて頂きます。

デザートは「自家製パンのフレンチトースト」。
とろ~り溶け出したバニラアイスと蜂蜜が、熱々のパンに染みこみ至高の美味さ。
たまりません!!

ジーンと苦みが残るコーヒーを頂きご馳走様でした。
遅い時間に伺ったんで、食後にしばしシェフとの談笑タイム。十年間の想いを聞かせて貰いました。
素敵な時間を過ごさせて貰い、ありがとうございました。
○「レストラン クーリ・ルージュ(COULIS ROUGE)」住所:宇都宮市新里町丙33-2
電話番号:028-678-8848
定休日:火曜日(2021年夏季休暇:7月4日(日)ディナーから8日(木)まで)
営業時間:11時~15時(L.O14時)、18時~21時(L.O20時30分)
公式HP、
公式ブログ、
公式フェイスブック、
栃ナビHP
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