那須塩原市にあるゴルフ場でプレー後、以前から評判を耳にしていたお蕎麦やさんに伺うことに。
「蕎麦 ほまれ」。
国道四号線、セブンイレブン大田原野﨑店から野﨑工業団地に向かったT字路角にお店がありました。
昨年の春、那須塩原市から大田原市に移転されたばかり。
駐車場は広々、お店も新しく綺麗。

通し営業をしており、15時過ぎという中途半端な時間にもかかわらずお店が開いていました。
ちょっと早めの夕食を楽しませて貰いましょう。

冷たいお蕎麦「せいろ」は700円(すべて税込)。

天麩羅や一品料理も美味しそうなものがズラリ。

この他に「おすすめ」と書かれたメニューが一枚。
「活車海老素揚げ(五尾)」1200円(税込)~天ぷらに使用する車海老より小さなものになります~
特殊な装置が施された水槽がレジ奥に置かれており、そこで元気に泳ぐ車海老の姿が印象的でした。
これを食べていかないと、凄く後悔する予感が。蕎麦前にと、即注文させて貰いました。
厨房から豪快に活車海老を揚げる音が響いてきた・・・。
満を持して、「活車海老素揚げ(五尾)」が目の前に。

まるで「アーティスティックスイミング(2018/4~シンクロの呼び名が変わりました)」。
五尾の車海老が見事に同じ体制で、お皿に並んでいる。
パリッと軽快な歯ごたえ。そこから柔らかく爽やかな甘みが口の中に広がっていく。
塩を付けて頂くとさらに甘みが増し、歓喜で飛び跳ねたい騒動を覚えました。
車海老の美味しさを再認識。
海がない栃木県でも、一度に何尾もの活車海老が頂ける。ありがたい時代になりました。

「おすすめ」を満喫したあとは、蕎麦と天麩羅です。
「天せいろ」1750円(税込)を注文。
蕎麦が来るまで、メニュー表を再度目を通すことに。
メニュー表に手間暇かけた自家製粉の様子が紹介されており、丁寧な仕事ぶりが伺えます。

まずは天麩羅。その後蕎麦が。
揃ったところで、一枚パチリ。

通常の量ですが、いい盛り具合。
食べ応えもありそう~。

ほんのり緑がかった蕎麦。
まずは何も付けず。
氷水でしっかりしまった蕎麦はのど越し、噛んだときの弾力申し分なし。
味が濃く蕎麦の香りが綺麗に口の中で開いていくのがわかります。

そば汁をつけると、華やかな印象に。
食欲誘う鰹節の旨味。鹿児島県枕崎市の本枯れ節を使っているのだそうです。
〆にそば湯で割ると、落ちつきある大人びた味わいに。
蕎麦同様、そば汁も美味しく頂きました。

天麩羅も忘れちゃいけません。
「天せいろ」は、活車海老一尾と季節のお野菜の天麩羅添え。
堂々のボリュームです。

レンコン、しめじ、茄子、スナップエンドウ等々のお野菜の天麩羅はサクッと軽快。
車海老は先ほどの素揚げと違い、衣をまとってエレガントに変身。
海老頭も美味しく頂きご馳走様、伺って良かったと思えるお店でした。
今回頂いたのは「外二」(蕎麦粉10、小麦粉2)。
次回は「生粉打ちせいろ」(十割そば)を食べてみよう~。
○「蕎麦 ほまれ」住所:大田原市下石上2100-2
電話番号:0287-53-7125
定休日:木曜日
営業時間:11時~20時(但し、水曜日は15時まで)
公式フェイスブック、
栃ナビHP
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