学生時代、食べたくても食べられなかった「かつ丼」。
社会人になり自分のお金で食事がとれるようになってからというもの、毎日のように「かつ丼」を食べていた記憶があります。お陰でやせっぽちだった身体は一回り、二回り大きく進化することが出来ました。
久しぶりに、と~ろトロの半熟たまごで覆われたかつ丼が食べたい!!
向かったのは、宇都宮大学正門向かいの路地奥にある「そば工房 つちや」。創業六十年以上という老舗のそばとうどんの専門店。SNSで美味しそうなかつ丼の写真がUPされていて、行きたいリストに挙げていたお店です。
宇大周辺は路地が細いという先入観があり、行くのを躊躇していました。
しかし行ってみて、狭いながらも譲り合いで難なく走行可能。案ずるより産むが易しでした。
三階建ての大きなビル。一階は店舗、二階、三階はご自宅の様子。
老舗の蕎麦屋さんというイメージとは違い、綺麗でお洒落なお店です。

奥の小上がりの座敷間に案内され、メニューを開くとどれも美味しそう~。
桜エビの素揚げがたっぷり乗った「桜おろし」にグラリ・・・。

宮汁と呼ぶ「しめじとねぎのつけ汁」は、SNSで多くの人が紹介していたお蕎麦。
冷たい麺に温かいつけ汁という組合せ、今の季節にピッタリ。

この日は風が強く、温かいめんのメニューも美味しそう~。

おっ!!丼ものもズラリ。
那須御養卵を使った「かつ丼」は980円(税込)。千円札でお釣りが来る!!
これで行こうと思ったところ、次のページには・・・。

セットメニューが。
せっかくそば処にも来たことですし、お蕎麦もかつ丼も両方頂きましょう。

「かつ丼セット」1250円(税込)を注文。
さほど待たずに、お膳に乗って登場です。

お見事なかつ丼。思い描いていたビジュアルそのもの。
とろ~トロは、那須御養卵の半熟卵。
サクサクと歯切れ軽快なとんかつ。肉は熟成三元豚。
シャキッと玉ねぎが間を埋める。
しつこく無く、ちょうど良い甘さのタレがご飯に染み、若い頃に戻った気分で丼飯をかき込。
旨し!!

「冷たいそば」をチョイス。
氷水でギュッとしまったお蕎麦は軽やか。

本日の小鉢はさっぱりと、「トマトと生野菜のサラダ」

香の物、デザートに「サツマイモが乗ったミニプリン」もセットになって、お得なセットでした。

ご一緒したAさんは、「かつカレー南ばんうどん」1350円(税込)をチョイス。
これもSNSで見かけて、是非実物を拝見したいと思っていた一品でした。
小さなご飯も付いて来ます。

丼に溢れんばかりのカレー汁。
その上に優雅に浮かぶ茶色い物体は、・・・・「とんかつ」。素晴らしい組合せ!!
カレー汁を一口飲ませて貰いました。
正真正銘、蕎麦屋さんのカレー!!
印度からの長い旅路。
変遷を重ねてきたカレーが、東の果てで独自の進化を遂げた和製の「かれー」。
たまらない美味しさ、日本人に生まれて良かった~。

黙々と食べ続けるAさん、食べても食べてもカレー汁からうどんが現れる。
額から、汗がキラリ。待たせちゃいけないと焦るAさん、でもうどんが沸いてくる。
とんかつ以外に鶏肉も。
ワンダフルな一品でした。
ちなみに紙エプロンもお膳の上に。安心してカレーうどんを召し上がれ!!

2021年5月から、定休日が水の夜の部、木曜日の週1.5日から、水曜日、木曜日の週休二日に変わります。ご注意ください。
○「そば工房 つちや」住所:宇都宮市峰1-31-7
電話番号:028-633-0647
定休日:水曜、木曜日(2021/5~)
営業時間:11時~14時30分、17時~20時
栃ナビHP
- 関連記事
-