戦後神戸市のステーキ専門店が、寿司店にヒントを得て始まった「鉄板焼き」。
料理人の見事な手さばきを楽しみながらカウンター越しにステーキを提供スタイルは、「Teppanyaki」として世界の人々にも喜ばれています。
2021年3月3日、宇都宮市内に鉄板焼きのお店がオープンしました。
お店の名前は「鉄板焼 三の鉄」。
桜通り沿い、
「マツモトキヨシ 宇都宮戸祭店」向かいにある「シエル松原」の二階にお店を構えています。

「建物が道路から奥まっている」、「看板設置はこれから」等の理由から、今では知る人ぞ知る隠れ家的なお店になっています。
目指すはこちら、ポッカリと空いた屋根が印象的。

二階へと伸びる階段が正面に。
ここまでお店の存在を示す表示さえ皆無。

広々としたテラスが出現。
春の日差しが差し込んで来ます。
交通量が多い桜通り。
階段を一つ上がっただけで、周囲の喧騒が嘘のよう。プライベート空間が広がっていました。

ここで初めて看板に遭遇。
デザインされた「三の鉄」のマーク。お洒落です。

立派なカウンター席には鉄板が二セット。
銅板で出来た換気フードも立派です。
席数は八席。
最大8名様限定の鉄板焼きやさん。高級そうな雰囲気に、一瞬身構えてしまいました。

ランチは1500円(税込)から。
このお値段で贅沢な気分が味わえるのですから、ありがたい。

夜のコースは6000円から用意されていますが・・・。

「軽くアラカルトをつまみながら、チョイと一杯。」、という使い方もして欲しいとシェフ。
一品料理も多数用意しており、できる限りリクエストにもお応えしていきたいと。

鉄板が設置されたメインカウンターの他、チョイ飲み出来そうなカウンター席も。
様々な用途で利用できそう~。

今回は「一の鉄:栃木のいも豚を鉄板にて・・・」2000円(税込)をお願いしました。
早速目の前の鉄板で野菜を焼き始めたシェフ。どんな料理になるんだろう~、楽しみ。

まずは前菜。
「平目の昆布絞め」。もっちりとした食感、旨味で満ちています。
一緒にお酒を飲みたい気分。メニューを見るとビール、カクテル、日本酒、焼酎、ワイン等々、種類豊富。
惣誉や鳳凰美田など、栃木のお酒も置いてある。

焼き野菜は、「バーニャカウダー仕立て」として。

「栃木産のいも豚」150g。
こちらが今日のメインディッシュ。

じっくりと鉄板で火を入れていきます。
分厚くカットされたいも豚。見ているだけで食欲がわいてきます。

自家製バーベキューソースと「ローズソルト」&「黒岩塩」が目の前にセットされ、そろそろ完成する様子。

切れ味鋭いナイフで食べやすいサイズにシェフがカット。
では頂きます!!
黒岩塩はゆで卵の様な独特の風味。
豚の甘みを引き出し、実に美味しく頂けました。

たっぷりご飯に

シジミのお味噌汁。
香の物も添えられています。

食後には「ガトーショコラ」。

コーヒーを頂き、ご馳走様でした。

天井が高く、春の日差しが差し込む店内。
日常を忘れ、晴れやかな気分にさせてくれました。
○「鉄板焼 三の鉄」住所:宇都宮市松原2-3-36 シエル松原2F
電話番号:028-611-3629
定休日:不定休(2022/1より月曜日定休)
営業時間:11時~14時、17時~22時
公式インスタグラム、
公式フェイスブック、
栃ナビHP
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