2021年4月1日、宇都宮市に新しい体育館と屋内水泳場がオープンします。
来年開催予定の「いちご一会とちぎ国体」開催に向けて整備が進んでいた「栃木県総合運動公園」。
カンセキスタジアムとちぎのある北エリア、とちのきファミリーランドと新・武道館がある中央エリアに続き、県警機動センター跡に東エリアが誕生。
そのエリア内に「新体育館と新屋内水泳場(愛称:日環アリーナ栃木)」が完成しました。

ラグビー場周辺の桜を愛でながら約一時間。総合運動公園内を散策しながら、東エリアをぐるり。
大木に覆われ昼間も薄暗いイメージがありましたが、大規模な伐採工事が行われ明るく開放的な公園に生まれ変わっていました。

(「日環アリーナ栃木 リーフレット」より)
カンセキスタジアムとちぎ同様、「日環アリーナ栃木」も想像以上の大きさ。
近くに「東第一駐車場」、「東第二駐車場」が新設され、611台(身体障がい者用9台)+473台(身体障がい者用17台)の車を収容可能に。(営業時間:6時~21時30分)

車以外の交通手段も豊富に用意されてます。
東武宇都宮線・西川田駅から徒歩15分。
JR宇都宮駅西口、JR雀宮駅から関東バスが運行し、「総合運動公園東」バス停の運用が始まる予定になっています。

2021年4月1日から、栃木県総合運動公園のすべての駐車場が「有料」になりますのでご注意を。
但し2時間以内は無料ですので、公園内の散策程度なら今まで同様無料で利用可能。
支払いは、クレジットカード、電子マネーも使えます。

先日県民対象の内覧会があり、オープン前に内部を見学することが出来ました。
ではメインエントランスから入場してみましょう。

県警機動センター跡地に整備された「東エリア」は、約6.6ヘクタールという広大な敷地を有しています。
メインアリーナ、サブアリーナ、屋内水泳場、トレーニングルーム、200名収容規模の会議室も。
通常、内部を見ること無い「貴賓室」の内覧を期待していたのですが、今回の内覧会では非公開。残念!!

(「日環アリーナ栃木 リーフレット」より)
内覧できた施設を順に紹介していきましょう~。
「サブアリーナ」(観客席 約300席)
バスケットボールコート2面分の広さ。
「メインアリーナ」(観客席 約5000席+可動席 約2000席)
バスケットボールコート4面分の広さ。
サブアリーナ、メインアリーナとも、観客席を含め全館空調完備。

可動式の席も用意され、プロスポーツの試合を全方向から観戦することも出来ます。
今後様々な用途で活用されそう。
「屋内水泳場」(観客席 約2000席+段状観覧スペース 約1000席)
午前9時~午後9時まで。利用料金は一人一回。高校生以下350円、その他700円。
「50mプール」と「25mプール(飛び込み兼用)の二つのプールを有しています。
公認10レーンの50mプール。
栃木県内の屋内50mプールは、小山市にある「
県南体育館」に隣接する「
県立温水プール館」に次いで2ヶ所目。
水深は0~2mの可動式。

公認8レーンの25mプール。
飛び込み用プールとの兼用になっています。
水深は0~5mの可動式。

飛び込み台の高さは、10m、7.5m、5m、3m、1m、0.5m。
50m、25mとも通常は水温30度、大会時は水温25度~28度に設定する予定。
「トレーニングルーム」400㎡超のスペースを確保。
高校生以上が利用でき、利用料金は高校生以下400円、その他800円(時間制限あり)。
(利用については初回講習会の受講が必要です。講習会の詳細は公式HPを参照下さい)
2つのスタジオ、ポルタリングが出来る施設も有しています。

「水泳教室」、「ジュニア向けスポーツ教室」、「ヨガ&ピラティス ベビーヨガ」や「介護予防運動プログラム」などを開催予定。
また「幼児体育室」は小学生以下のお子さんが、無料で遊べるキッズルームも。
詳細はこちらも公式HPを参照下さい。

2021年4月1日、2日は大型イベント貸し出しにつき、メインアリーナ・サブアリーナ・会議室6~10の内覧(見学)は出来ません。但し、トレーニングルーム、プールは利用可能。
また4月3日、4日はこけら落としとして、「
宇都宮ブレックスVS名古屋ダイヤモンドドルフィンズ」の試合が予定されており、トレーニングルーム、プールも含め個人利用が出来ませんのでご注意ください。
○「栃木県総合運動公園 東エリア(新体育館・新屋内水泳場)」住所:宇都宮市西川田4-1-1(県警機動センター跡地)
電話番号:028-658-5900
定休日:毎月第一月曜日(祝日の場合は翌火曜日)、年末年始。
開館時間:9時~21時
公式HP、
栃木県総合運動公園公式HP
(「日環アリーナ栃木 リーフレット」より)
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