宇都宮市の北西部にある「徳次郎町」。
国道119号(日光街道)と国道293号が交差する「徳次郎交差点」や、日光宇都宮道路の「徳次郎IC」等で広く地名が知られています。
地元では古くから「徳次郎」を「とくじら」と読んでいたにもかかわらず、なぜか1954年(昭和29年)の宇都宮市に編入する際「とくじろう」という読み名で登録されてしまいました。
しかし地元の人達は「とくじら」と読み続け、関東バスのバス停留所は「とくじら」を採用。混在している状況が続いてました。
地元自治会などが市に「読み変更」の要望書を提出。
ついに2021年(令和3年)3月1日、「とくじら」に読み名が変更。
看板などのローマ字表記も修正されました。

日光宇都宮道路、徳次郎ICそばにある「石臼挽き 手打そば 季蕎(ききょう)」。
国道293号線沿いにあるお蕎麦やさんです。
入口隣のガラス張りになっている蕎麦打ち場で、ご主人が蕎麦を打っている。
打ちたての蕎麦が食べられそうだ。

店内は広々。
奥には小上がりの座敷間も用意されています。

窓の外は、のどかな田園風景。
燦々と春の日差しが差し込みます。

もりそばは780円(すべて税込)。
うどんも提供しています。

「鍋焼きうどん」や「もつ煮込みうどん」、「きりたんぽ鍋」も。
要予約ですが、秋田出身のご主人が作る「きりたんぽ鍋」が実に美味しそう~。

「お得な小どんぶりセット」から、「鶏照焼き丼セット」1000円(税込)。
セットには「もりそば」を。

蕎麦は栃木県益子町産。
地下30mからくみ上げた地下水でしめた蕎麦を食べさせてくれるとのこと。
もっちりと弾力があり、のど越しも爽やか。
大盛りにしてがっつり食べたかったとちょっと後悔。

小どんぶりといっても、ご飯は一膳以上。
綺麗に食べ尽くしたところでお腹一杯、ご馳走様でした。

お隣にあった「性神の館」は2020年6月末で閉館。
すでに解体が済み、整地作業をしていました。
思い出深い「第二大晃大飯店」も依然、空き地のままですが・・・。
「読み名」と共に、この周辺の風景も今後大きく変わっていきそうですね。
○「石臼挽き 手打そば 季蕎(ききょう)」住所:宇都宮市徳次郎町2099-3
電話番号:028-665-2040
定休日:水曜日(祝日の場合は営業)
営業時間:11時~16時(土日祝日は17時まで)
栃ナビHP
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