「よだれ鶏」
最近では提供するお店が増え、目にすることが多くなりました。
鳥にも唾液腺があるのでヨダレを垂らすことがあるのかもしれませんが・・・。
初めて「よだれ鶏」をメニューに見たとき、滑稽な光景を連想してしまったことを鮮明に覚えています。
中国・四川省出身の文筆家が著書の中で、「(この料理を)想像しただけでよだれ(口水)が出てしまう」と書いたことから「口水鶏(よだれ鶏)」と名付けられた四川料理。ヨダレを垂らすのは鶏では無く、人間だったんですね。
下野市にある「中華 RIN」。
都内有名店で修行をしたご主人が作る「よだれ鶏」が絶品だと、評判を耳にしていました。
先日、やっと初訪問。
国道四号線沿い、川中子交差点にお店がありました。

駐車場は店前と、道路沿いに。
13時近くと言うことで数台の空きがあり、すんなり駐車完了。

カウンターとテーブル席。
奥のテーブル席は扉で仕切ることが出来、個室としても利用できる様子。
落ちついた内装で、ゆっくり食事が楽しめます。

ランチはすべて950円(税込)と良心的な価格設定。
「週替わりランチ」もあり、伺った週は「エビのチリソース」。美味しそう~。

初志貫徹で、「よだれ鶏」950円をチョイス。
プラスもう一品から、「点心二種」300円も。
まずは「よだれ鶏」のランチが。

15種類もの香辛料の香りを移した特製ラー油。そして黒酢ベースの甘ダレが並々と。
ほんのりピンクがかった蒸し鶏は、艶めかしい色気さえ感じます。
無数の胡麻に、真っ赤なトマト。緑のネギとのバランスも良く、思わず「美しい~」と心の中で呟いていました。

心を静めるように、まずは「中華スープ」を一口。
溶き卵とコーンのスープ。柔らかい旨味で満ちてます。

香の物も美味しくて、ビックリ。
酒の肴にも合いそう~。

ここで、「点心二種」が蒸籠に入って運ばれて来た。
まずは蒸し立て熱々の点心を先に頂くことに。

シュウマイと中華まん。
ムチッとした食感の本格シュウマイ。肉の旨味も詰まった一品で、プチッとした卵も面白い。
中華まんの生地はきめ細やかく食感も素晴らしい~。野菜を中心とした内容で、キノコなどの具材も旨い。
「よだれ鶏」を口にする前に、(伏兵として注文した)点心に感動してしまいました。

いざ、「よだれ鶏」を頂くことに。
しっとりと美しく蒸し上げられた地養鶏。むっちりと口の中で弾けます。
何と言っても、甘ダレが秀逸。
ピリ辛の特製ラー油には、中華好きにはたまらない様々な香辛料が詰まっており、綺麗に香りが舞い踊る。
トマト、茄子、キュウリ、そして青ネギも甘ダレによって美味しく変身。
ご飯が進む、進む。止まりません・・・。

「ご飯おかわり自由」。久しぶりにおかわりしちゃいました。
これからは美味しい「よだれ鶏」を求めて、東京・広尾まで行かずに済みそうです。

プルンとした「杏仁豆腐」もついています。
ねっとりと程よい甘さで、デザートも侮れません。

JR宇都宮線、小金井駅から徒歩5分。
次回は夜に伺い、「中華 RIN」の料理を思う存分堪能したいものです。
おうちご飯&宅飲みの助け、テイクアウトもできますよ。
○「中華 RIN」住所:下野市川中子3328-114
電話番号:0285-44-0104
定休日:水曜日、不定休あり
営業時間:11時30分~14時30分、18時~22時
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栃ナビHP
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