大人の隠れ家・・・「ぎやまん-HANARE-」さん。
県庁前通りからあすなろ信用組合を入った路地裏にお店があるのですが・・・。
ブロック塀にチョコンと掲げられた小さな看板だけが目印。

周囲を見渡すとそれらしいお店が見当たらない。
細い引き込み道があり、その奥の民家がどうも怪しい。

暖簾もお店の看板も出ていない。やはりお店じゃなく、民家なのかな?
勇気を出して引き戸を開けてみよう~。「すみません。ぎやまんさんはこちらでしょうか?」
初めてお店を訪れた人は、たどり着くまでこんなドキドキ体験をされているのではないでしょうか。

この日は私以外は初ぎやまん。
遅れて来たAさんは、お店の前まで来ているのに先発隊に携帯でSOS。救助され無事全員揃いました。

6名でお邪魔し、玄関脇の部屋を使わせて貰いました。
おお!!まさに「佐藤の間」。

おまかせ料理3500円を予約。
いざ、お酒に良く合う男の手料理を頂くことにしましょう~。
まずはお刺身の盛り合わせ。
赤貝やメバル、巨大な赤海老、初めて頂くサメカレイなど。雲丹は何と板うに状態で!!
一気に場の雰囲気が盛り上がりました。

生ビールで飲み干した後、日本酒へ。
今日のオススメがズラリと。おっ!!聞いたことはありましたが実物見るのは初めて!!「裏鍋島」だ。
本当の名前は「鍋島 隠し酒 純米吟醸」。
4合貰って飲んでみると・・・あまりにも飲み口が良すぎて、スイスイと入ってしまう!!
次は「奥播磨 夏の芳醇超辛」。スカッと辛口。切れ味イイ。

一人ずつ小鉢が4品。
「豆腐の皮のサラダ」や「あさりの酒蒸し」など。まさに酒の肴ぞろい

一番のヒットは「鴨のレバー」。上質な甘さが最高!!

具だくさんのおひたしでサッパリと。

「サメカレイの煮付け」
甘辛く煮付けられていて、これでご飯を頂いたら最高でしょうね。

「ズッキーニのサラダ」生のカツオも入ってる!!

ついに鍋物の登場。
「芋豚の蒸し鍋」です。

蒸し上がるまでの間、焼酎を頂いちゃいましょう~。
凄い麦焼酎を出してくれました!!村尾酒造の「むんのら」。幻の麦焼酎!!
喉を通ったあとの余韻が凄まじい。こんな麦焼酎を飲んだのは初めて。魂が揺さぶられるよう~。

出来た瞬間、一気に箸が伸びてきました!!
その頃私は・・・「むんのら」の一升瓶を抱えるようにひとり別世界の人になっていました。

他の方は「越乃景虎 梅酒」を。
この日は皆、よく飲みました。

鍋が終わったところで・・・「カレーうどん」
もうお腹一杯で入らないのではと思っていたのに、スパイシーな香りに箸が進みます。
あっという間に汁も残さず綺麗に完食。皆額に汗をかきながら・・・。

最後に「冷たいお汁粉」が。
生姜がきいていて、美味しい。飲んべえ達も魅了されました。

フッと気がつくと宴が始まって3時間。
美味しい時間をありがとうございました。
○「ぎやまん-HANARE-」住所:宇都宮市塙田2-4
電話番号:028-616-7521
定休日:日曜日
営業時間:18時~24時
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2012/06/14 編集