11月30日で三周年を迎えた「手打ち蕎麦 ゆうり庵」。
水戸街道から久部街道方面へ、やっと開通した産業通り沿いにお店です。
蕎麦というと年配の男性店主というイメージですが、こちらの店主は二十代の女性。
宇都宮大学を卒業後、蕎麦に魅了され蕎麦の名店で修業。独立開業したお店。
食材、技法こだわり、愛情込めて打つ蕎麦はお見事です。

入ってすぐ。
ガラスの向こう側には、蕎麦を打っている場所を垣間見ることが出来ます。
本日は、北海道産 キタノマシュウの新そばを頂けるみたい.。楽しみ~。

今回複数人で伺ったのは、二種類の蕎麦が食べたかったから。
ひとつは、11月に登場したばかりの「つけカレーそば」。
ゆうり庵で出す「カレーつけ汁」に興味津々。ワンスプーンでもイイので口にしてみたい・・・。

もうひとつは、三周年を記念し久しぶりに打ったという「さらしな生一本」。
そばの実の中心部分、でんぷん質主体のさらしな粉で打った十割蕎麦。
粉自体につながる力がなく、それを十割で打つのは難しく、「幻の蕎麦」と言われているそうです。

ご一緒したNさんは、「鴨汁そば 大盛」1200円(税込)

通常のお蕎麦も細切りで、美しい~。

濃いめの鴨汁に付けて美味しそうに頂いていました。

単品で「牛すじ煮込み」350円もプラス。
一口頂きましたが、とろとろに煮込まれ蕎麦のお供にもピッタリ。
お酒にも合いそうな一品です。

Hさんは忖度して頂き、「つけカレーそば 大盛り」1200円

つけカレー汁、一口頂きました~。
スパイシーなのにまろやか。旨味も含まれこれだけで十分イケる美味しい汁に仕上がっていました。
テイクアウトして、自宅で白いご飯や乾麺にかけても美味しく頂けそう。
Hさんは予想通り、汁も残すこと無く綺麗に飲み干していました。

そして私の「さらしな生一本」800円。
冷たい汁に細く繊細な蕎麦が美しく泳いでいます。

極細ですが、凛とした存在感。
食感は固めで、しっかりと自己主張をしています。
キリッと辛口の汁との相性も抜群。
無二の蕎麦に仕上がっていました。
まさに「ゆうり庵」を象徴するような蕎麦。
店主の蕎麦に対する頑固な想いが伝わってきました。

あっという間にお正月。
年越し蕎麦の予約受付が始まっていましたよ。
〇「手打ち蕎麦 ゆうり庵」住所:宇都宮市陽東2-4-4
電話番号:028-680-4349
定休日:日曜日(2020/12/7 月曜日臨時休業)
営業時間:11時~14時30分(L.O14時)蕎麦が売り切れ次第、終了。
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