今年は未だ、飛行機はもとより電車にも乗っていない。
せめて料理を食べて、旅した気分を味わいたい。
柳田大橋を渡り芳賀町へ向かう県道69号線。
その一本南を走る旧道沿いにある「京料理とおばんざいの店 ひなた」。

京都、大阪で修行し、宇都宮市内の人気和食店で12年間料理長を務めた後、このお店を開いたのは2016年4月。
瞬く間に評判が広がり、ズッと私の「行きたいリスト」に記載されていました。
機会到来、やっと伺うことが出来ました。

ランチは「華御膳」1000円(平日限定)~。
お得なランチメニューがズラリと並んでいます。

座らせて貰ったのはL字のカウンター席。
奥には小上がりの座敷間。そちらは掘り炬燵状になっているので、脚を畳まずに過ごせます。

改めてメニュー表を。
予習をしていたので、迷わず「雅御膳」2000円(税別)を注文。
メイン料理をはじめ、9種類のおばんざいが楽しめる・・という内容。楽しみ~。

お膳に乗ってやってきました。
品数多くて、眺めているだけでも嬉しくなってしまいます。

季節のメインは「サバの味噌煮」。
丁寧に処理され、小骨一本ありません。
トロトロの鯖に、やわらか~い里芋。角が取れ、まろやかな味噌の風味がたまらない。

季節の豆富
葛と「栗」を練り込んで作り上げた手作り豆富。
モチッとした弾力、栗の風味もいきています。

そしておばんざい9種類。
どれも塩分抑えめで優しい味。食べていて疲れません。
「牛肉のしぐれ煮」「筑前煮」「水菜のお浸し」
「生ゆば」「う巻き」「茄子のオランダ煮」
「貝と大根の炊いたん」「鴨肉とタコの柔らか煮」「鶏ハム、生麩田楽」

「山椒ちりめん」「昆布」は自家製。
京の台所・錦市場で仕入ている「柴漬け」。
これだけでご飯が進みます。

お椀は赤だし。
中には揚げ餅が入ってました。

そして柿を模した甘味添え。
これだけでも至れり尽くせりで大満足。

食後にはデザートと抹茶付き。
デザートは葛きり!!黒蜜も美味しかった~。

店先にあった「おせち料理」の案内。
早くも2021年お正月の準備か~。一年過ぎるのが、あっという間ですね。
○「京料理とおばんざいの店 ひなた」住所:芳賀町下高根沢3932-404
電話番号:028-678-8486
定休日:水曜日(日曜日の夜は要予約)
営業時間:11時30分~14時30分、17時30分~22時(L.O21時)
公式HP、
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