窓を開けると、聞き慣れない野鳥の鳴き声。
街の喧騒とは無縁。空気も透き通っている。
中禅寺湖の水面標高は1269m。
九月の残暑を忘れさせてくれました。
雨が降っていなければ、早朝の湖畔散策は気持ちが良さそう。
フッと前日、チェックイン前に立ち寄った奥日光・湯ノ湖の光景が浮かんできました。

大浴場の利用時間は、5時30分から。
(5時30分~11時、14時~23時)
開場と同時に大浴場に行き、露天風呂でゆったり気分。
奥日光湯元温泉から引いている乳白色の硫黄温泉です。
(クレンジングや化粧水は、益子町にある
外池酒造さんのものが置かれてました)
朝食は「日本料理Byザ・リッツ・カールトン日光」で午前7時から。

チェックイン時に、洋食か和食かを伝える必要があります。

美しい通路を歩き・・・

受付には、玄関先のシンボルツリーをモチーフとして描いた絵が飾られていました。

受付スタッフが、私が名乗る前に、名前で呼んで頂いたのが印象的でした。
日光彫をはじめとする日本の工芸品に囲まれた店内。
窓際の二人がけの席に案内して貰いました。

店内中央にはビッフェテーブルが置かれており・・・

シリアル

デザート
那須御養卵で作ったプリンもあるじゃない!!

そしてミルクが置かれています。
置かれているのは栃木市の
栃木乳業。それも懐かしい牛乳瓶バージョン。
子供の頃大好きだった、「栃木コーヒー牛乳」を席でゴクリ。
久しぶりの入浴後のコーヒー牛乳。何十年ぶり・・・。
ここまでやるか!!というほどの「とちぎ推し」。
「関東・栃木レモン牛乳」が置いてあったら、パーフェクトでした!!

今回選んだのは「洋食」。
自家製パンが三種類。食パン、クロワッサン、そしてミルクパン

バターとマーマレード、そして苺ジャムは小山市の「
いちごの里 めぶきファーム」で作られたもの。
栃木で作られたモノと「ザ・リッツ・カールトン」で出逢う・・・。
世界にとちぎが認められた気分になって、テンションが上がります。

おかわりOKのコーヒーと栃木県産りんごジュースで喉を潤しながら、食事のスタート。

「栃木県産野菜のグリーンサラダ」

そして料理が木箱に盛られての登場です。

お好みの那須御養卵料理は、スクランブル、目玉焼き、オムレツ、ポーチドエッグ、エッグベネディクトからお好みのモノを。
オムレツをチョイスすると、ハム、チーズ、トマト、キノコ、玉ねぎ、パプリカの具材を選択。おまかせでお願いしました。
それがこちら。
ポークソーセージ、ベーコン、温野菜、ビーツフムスも添えられています。

黒毛和牛ローストビーフ

大滝日光サーモン、海鮮のフリット等々

那須チーズ

そして季節のカットフルーツ。
あまりのボリュームに、ブッフェテーブルのデザートまで手が伸びませんでした。

こちらに置かれている栃木の日本酒は、小林酒造「鳳凰美田 水分神 純米大吟醸 夢ささら」をはじめ、仙禽、外池酒造、第一酒造、飯沼銘醸、西堀酒造、渡邊佐平商店、片山酒造、惣誉酒造、杉田酒造、虎屋本店、白相酒造(焼酎)。「ザ・リッツ・カールトン日光」にお越しになったゲストの方々が、「とちぎの美味しさ」を体感し記憶に刻んで頂ければ幸いです。
いやー食べ過ぎました。
中庭を歩いて、少し消化の助けをしなくては。

レンタサイクルも用意されていました。(有償)
紅葉で混む合う車を横目に、奥日光をサイクリングも楽しいでしょうね。
小田代ヶ原のハイキングコースは、一般車両は進入出来ず、専用バスか自転車・徒歩でしか入れない自然の宝庫。
「千手ヶ浜」、そして一キロほど歩いた先にある「西ノ湖」への散策ツールとしても、自転車は最適。

チェックアウトは13時。
ゆっくり奥日光の自然を満喫していこう~。
雲が近い。
あっ、所々青空が見えてきた。

(ザ・リッツ・カールトン日光・2020、終了)
○「ザ・リッツ・カールトン日光」住所:日光市中宮祠2482
電話番号:0288-25-6666
公式HP、
公式フェイスブック
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