奥へ奥へと伸びる大谷石の石畳。
どこに続いているんだろう~。
不安、驚き、感動・・・。
まるで一本の映画を鑑賞したよう気分にさせてくれました。

2020年8月1日、さくら市の人気カフェ「
NO NAME CAFE」の二号店「NO NAME CAFE 宇都宮本店」がオープン。
住所を頼りに、早速お邪魔してきました。
東京街道と大通りが交差する、池上町交差点。
そのすぐ近く、東西に走る細い路地「ねずみ穴通り」。
宇都宮城城下町だった頃の名前が今でも生きています。

住所から、以前「
門道」があった店舗だろうと目星を付けて来たものの・・・。
大谷石が敷きつめられたさらに細い路地入口には、それらしき案内板もない。
不安になりながらも、さらに奥へと進む。
「門道」時代の玄関口は固く閉ざされ、予想が外れた様子。
もしかして今、他人様の敷地に無断侵入中カモ!?
警備会社の警報がどこかで鳴り響いているやも知れません。心臓の鼓動が早くなってきた。

角を回った瞬間、パッと視界が開け大谷石の蔵がある中庭に。
ここだけ、昔の日本に戻ったような懐かしい空間が広がっていました。

振り返るとお祝いの花に包まれた「NO NAME CAFE 宇都宮本店」。
やはり元「門道」の大正時代の蔵を改装して、お店にされた様子。
パッと視界が開ける中庭も味わって欲しいと、玄関口を奥に持ってきたのだそうです。
素晴らしいセンス!!アッパレです。

玄関先に掲げられたメニュー表。
木漏れ日が美しい模様を描いています。

外にテラス席もあり、あるときはキラキラ輝く緑を見ながら、あるときは雨音を聞きながら杯を重ねるのも楽しそう~。

まずは注文会計を済ませてから、お好きな席へ。
改めてメニューを拝見。
4つあるランチは900円(すべて税別)~。キッズメニューも2種類用意されています。
そこにドリンクやデザートが付けられるセットメニューが。
もちろん、カフェですのでドリンクだけでもどうぞ。

ランチ営業はライトなメニューが用意されていますが、
夜のBAR営業はウィスキーを中心としてアルコールの提供もあるようです。

仕切りを外しワンフロアー設計。
グッと落ちついた大人な空間に仕上がっていました。
店内は、是非ご自身で体感してください。素敵ですよ~。

「NO NAME CAFE ステーキ」1600円+「フロート&デザートセット」650円(税別)を注文させて貰いました。
プレートに乗せて、ステーキの登場です。

ご飯、そして彩り美しいサラダ。
人参のラペも添えられています。

200gというボリュームのステーキは柔らかく、ステーキソースがお肉の美味しさを引き立たせています。
ペロリと食べてしまいました。私もまだまだヤング!!

フロートは「メロンフロート」を。
たぶん数十年ぶり~。
飲みたくても飲めなかった子供の頃を思い出させてくれました。

デザートの「ブラウニー バニラアイス添え」を頂きご馳走様でした。

ワインが似合うユニオン通りのすぐ近く。
次回は夜に伺い、大人の隠れ家を満喫させて貰おう~。
帰り際小さな小さな看板が、建物にちょこんと付いているのに気がつきました。
この明かりを目指して、路地裏へGO!
○「NO NAME CAFE 宇都宮本店」住所:宇都宮市伝馬町2-6
電話番号:028-680-5277
定休日:月曜、火曜日
営業時間:11時30分~15時、18時~24時
公式HP、
公式フェイスブック、
公式インスタグラム
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