「大きな桃を割ったら桃太郎が入っていた!!」
の、ような驚きと感動が私を襲いました。

大田原市のレストランで頂いたハンバーグ。
中から出てきたのはなんと・・・・・「バナナ」。
食べてみるとこれがなかなかイケるんです。
驚きの組合せでした。

大田原市、国道四号線沿い。
野﨑工業団地北側に位置し、関東西濃運輸 大田原支店の向かいにお店がありました。
「レストラン 保保(ポポ)」。
黄色い外観が目印です。
来年で創業三十年を迎えるという老舗レストラン。
メニューも豊富に揃っています。

私が伺った時には新型コロナを考慮して、営業時間を短縮。
席の間隔を空けたり、消毒の徹底など、対策を講じながらの営業でした。

水は使い捨てのコップで。
お店の周囲を緑で囲み、往来が激しい国道四号線沿いとは思えない。
ゆとりを感じる空間作りがされていました。

運ばれて来たメニューは「臨時メニュー」。
待たせる時間を短縮しようと、メニューを絞っている様子。
お店の看板メニュー「グリーンハンバーグ」や「釜炊きめし」も魅力的。
でも、お店に来る前から決めていたメニューがあったんです。
それは「丸ごとバナナ入りハンバーグ」980円(税別)。
何と臨時メニューから外されていたんです。

マダムに尋ねてみると、「お作りしますよ」というありがたいお言葉。
お言葉に甘えて、「丸ごとバナナ入りハンバーグ」980円+「ライス・コーヒーセット」480円=1460円(税別)をお願いしました。
鉄板の上で焼けるジューッという音と共に、「丸ごとバナナ入りハンバーグ」の登場。
通常のハンバーグとは形状が全く違う。
巨大ソーセージ!?
ヤマザキ「丸ごとバナナ」のハンバーグ版!?

ナイフやホークではなく、割り箸で頂くことに。
そう、ナイフを使わなくても切り分けられる柔らかさ。
バナナにもしっかり熱が通っており、割った瞬間バナナの華やかな香りがふわり広がりました。
食べてみると何とも不思議。
熱を加えられたことにより、さらに強調されたバナナの甘み。でも、いやな甘みでは無い。
パイナップルが入った「酢豚」は苦手の方ですが、この組合せは大丈夫。
デザートのようでもあり、主食のようでもあり。
主食として、おやつとしても成立する「あんぱん」のような立ち位置に感じました。
この不思議な味覚体験、是非一度お試しください。

まろやかなデミグラスソースも素敵で、ライスもペロリ。

酸味と苦みとの絶妙なバランスが心地いい、「コーヒー」を頂いてご馳走様。
看板メニューの「グリーンハンバーグ」は、栃木の名産「ニラ」を練り込んだハンバーグ。
そちらも是非食べてみたい。
○「レストラン保保」住所:大田原市上石上1794-3
電話番号:0287-29-2476
定休日:日曜日
営業時間:11時~14時(L.O13時30分)、17時~21時(L.O20時30分)
栃ナビHP
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